KEY POINTS
⚡ 97 個 / やってはいけない形 291 件 / 通過チェック 26 章
要点97
章の順に、覚える形・間違えやすい形・通過チェックを並べてあります。授業の前の確認と、試験前の総ざらいに使ってください。
各章は 結論 → ⚡ 覚える中身 → やってはいけない形 → 通過チェック の順に並びます。
それぞれの下のリンクから、その要点が出てくる本文の節に戻れます。
導入 第1章 全体地図 — 授業に追いつくための設計
この教材は通読するための本ではない。授業中に引く層・毎日回す層・楽しんで読む層の3つでできていて、使い分けを決めておかないとどれも中途半端になる。
⚡ 1
削ってよい日と、削ってはいけない日
- 時間が取れない日は、一問一答10分と活用15分だけにする。この2つが途切れると、他を増やしても戻らない。
- 逆に、4択演習と読む・聴くは、まとめて週末に回してもよい。
本文で読む:一日の回し方 ▶
⚡ 2
第1章の通過チェック
- 3つの層のどれをいつ使うかを言える
- 自分がいまA1・A2・B1のどこにいるかを言える
- 授業で出た文法項目から、この教材の章を引ける
- 1日のうち、絶対に削らない2つを言える
- 苦手な文法を「なんとなく」ではなく正答率で言える
本文で読む:道具 — 辞書と参考書 ▶
✓ 通過チェック
段階ごとの通過チェック
- A1を抜ける条件 名詞に冠詞を付けて言える/現在形の活用が言える/複合過去が作れる
- A2を抜ける条件 複合過去と半過去を使い分けられる/代名詞の語順が言える/辞書を引きながら200語の文章が読める
- B1を抜ける条件 接続法(せつぞくほう)・条件法(じょうけんほう)の使い分けが言える/辞書なしで新聞記事の大意が取れる/自分の意見を10文で書ける
本文で読む:何を目標にするか ▶
導入 第2章 発音と綴り字 — 書いてある形から音を出す
フランス語の綴りは例外だらけに見えるが、実際は「綴り字(つづりじ)を見て音を出す」方向にかぎればほぼ規則どおりに決まる。この章では、その一方向だけを固める。
⚡ 3
語末の子音字は原則として読まない
- Paris → [paʁi] 語末の s は読まない
- petit → [p(ə)ti] 語末の t は読まない
- grand → [ɡʁɑ̃] 語末の d は読まない
- vous → [vu] 語末の s は読まない
- beaucoup → [boku] 語末の p は読まない
本文で読む:語末の子音字は読まない ▶
⚡ 4
語末でも読まれやすい子音は c・r・f・l
- avec [avɛk]/bonjour [bɔ̃ʒuʁ]/chef [ʃɛf]/il [il]
- 覚え方は英語の careful に含まれる4子音。
本文で読む:語末の子音字は読まない ▶
⚡ 5
取り違えやすい3組
- u [y] と ou [u] tu / tout、rue / roue
- é [e] と è [ɛ] été(夏)/ était(〜だった)
- eu [ø] と ou [u] peu(少し)/ pou(しらみ)
本文で読む:母音字の読み方 ▶
⚡ 7
リエゾンでの音の変化
- s、x、z → [z] les amis、deux ans、chez elle
- d → [t] un grand ami [ɡʁɑ̃tami]
- f → [v] neuf ans [nœvɑ̃]、neuf heures [nœvœʁ](この2語だけ)
- n、t、p → そのまま on a、petit ami、trop aimable
本文で読む:語と語をつなぐ3つの規則 ▶
✓ 通過チェック
第2章の通過チェック
- 初めて見る単語を、辞書を引かずに声に出せる
- u [y] と ou [u]、é [e] と è [ɛ] を言い分けられる
- 鼻母音になる条件と、ならない2つの条件を言える
- エリジオン・リエゾン・アンシェヌマンの違いを、例を挙げて説明できる
- してはいけないリエゾンを4つ言える
- ils ont と ils sont を聞き分けられる
本文で読む:この章の音で読む ▶
文の骨組み 第3章 名詞と冠詞 — 性・数と、3種類の冠詞
フランス語の名詞は、ほとんどの場合そのままでは文に入れられない。冠詞などの限定詞を必ず伴う。だから問題は「冠詞を付けるかどうか」ではなく「3つのうちどれを付けるか」になる。
⚡ 8
名詞は冠詞ごと覚える
- ✕ livre=本 → ○ un livre=本
- 単語帳に名詞を書くときは、必ず冠詞を付けた形で書く。性を別に覚え直すことがなくなる。
- 辞書では男性名詞が n.m.、女性名詞が n.f. と示される。
本文で読む:名詞には性がある ▶
⚡ 9
複数は音で聞こえない
- livre と livres は同じ音。単数か複数かは冠詞の音で決まる([lə] / [le]、[œ̃] / [de])。
- だから聞き取りでは、名詞より先に冠詞を聞く。
本文で読む:複数形の作り方 ▶
⚡ 10
冠詞を選ぶ2つの問い
- 1. 数えるか、量として捉えるか。 量なら部分冠詞(du pain)。
- 2. どれを指すか決まっているか。 決まっていれば定冠詞(le pain que j'ai acheté)、決まっていなければ不定冠詞(un pain)。
本文で読む:3種類の冠詞 ▶
⚡ 11
否定の de
- 直接目的語に付いた不定冠詞・部分冠詞は、否定文で de(d') になる。
- J'ai un frère. → Je n'ai pas de frère.
- Je bois du café. → Je ne bois pas de café.
- Il y a des livres. → Il n'y a pas de livres.
本文で読む:否定の de ▶
✓ 通過チェック
第3章の通過チェック
- 名詞の性の手がかりになる語尾を、男性・女性それぞれ3つ言える
- 複数形の作り方を5つの型で言える
- 3種類の冠詞の形を、男性単数・女性単数・複数まで書ける
- J'aime le café. / Je bois du café. / Je voudrais un café. の違いを説明できる
- 否定の de になる場合と、ならない2つの場合を言える
- C'est un étudiant. と Il est étudiant. の違いを言える
本文で読む:読む・聴く ▶
文の骨組み 第4章 être と avoir、否定文と疑問文
être と avoir は、意味を持つ動詞であると同時に、後の章のほとんどで助動詞として働く。この2つの活用と、否定・疑問の作り方を先に固めると、文法の残りが全部その上に乗る。
⚡ 12
日本語と発想がずれる avoir の表現
- 「私は20歳です」は J'ai vingt ans. être ではなく avoir を使う。
- 「寒い」も、人が感じるなら J'ai froid. 天気なら Il fait froid.(第8章)。
- これらの表現では冠詞を付けない。J'ai faim. であって J'ai la faim. ではない。
本文で読む:avoir の現在形 ▶
⚡ 13
倒置のときの決まり
- 動詞と主語を -(トレデュニオン) で結ぶ。Es-tu … ?、Avez-vous … ?
- 3人称単数で母音が続くときは -t- を入れる。A-t-il … ?、Y a-t-il … ?
- 主語が名詞のときは、名詞を前に出して代名詞で倒置する。Paul est-il étudiant ?
本文で読む:疑問文の3つの形 ▶
✓ 通過チェック
第4章の通過チェック
- être と avoir の現在形を、6つの形すべて音で言える
- ils sont と ils ont を言い分けられる
- avoir を使う表現(年齢・空腹・寒暖・正誤)を4つ言える
- ne … pas / plus / jamais / rien / personne / que の違いを言える
- 疑問文の3つの形を、同じ内容で作り分けられる
- 否定疑問に si で答える場面を説明できる
本文で読む:読む・聴く ▶
文の骨組み 第5章 動詞の現在形 — 規則動詞・主要な不規則動詞と近接時制
活用は覚える量が多いように見えるが、型は3つしかなく、しかも音では6つのうち4つが同じになることが多い。書いて覚えるより、声に出して型ごと入れるほうが速い。
⚡ 14
第1群は音では3種類しかない
- je・tu・il・ils の4つはすべて同じ音。綴りだけが違う。
- 違う音になるのは nous と vous だけ。
- つまり聞き取りでは、動詞ではなく主語で人称を判断する。
本文で読む:第1群規則動詞(-er) ▶
⚡ 15
vous の形が -ez にならない3語
- vous êtes(être)/ vous faites(faire)/ vous dites(dire)
- この3つだけなので、まとめて覚えてしまう。
本文で読む:第3群 — 頻出の不規則動詞 ▶
⚡ 16
1日15分の回し方
- 声に出す。 書くより速く、音の型(第1群は3種類)が身につく。
- 6つを1セットで、順番どおりに。 je から ils まで通しで言う。順番が固定されると、必要な形が取り出しやすくなる。
- 不定形 → 活用と活用 → 不定形の両方向をやる。読解で要るのは後者である。
- 間違えたものだけを翌日に回す。 一問一答の「あやふや」がそのまま翌日の教材になる。
本文で読む:活用を身につける回し方 ▶
✓ 通過チェック
第5章の通過チェック
- 3つの群の分け方と、第2群の見分け方を言える
- 第1群の活用を、音では3種類しかないと説明できる
- mangeons と commençons で綴りが変わる理由を言える
- aller・venir・faire・prendre・pouvoir・vouloir・devoir を6形すべて言える
- vous の形が -ez にならない3語を言える
- 近接未来と近接過去を作り、否定にできる
本文で読む:読む・聴く ▶
文の骨組み 第6章 形容詞 — 性数一致・位置・比較級・最上級
形容詞で問われるのは2つだけである。どの形にするか(一致)と、どこに置くか(位置)。位置は原則が決まっていて、例外は数えられる程度しかない。ただし位置で意味が変わる形容詞があり、これは読解に直接効く。
⚡ 17
一致は主語や名詞の性数で決まる
- 名詞に付くとき un livre intéressant/une histoire intéressante
- être の後(属詞)のとき Il est fatigué./Elle est fatiguée./Ils sont fatigués.
- 男性が1人でも混じれば男性複数。Marie et Paul sont contents.
本文で読む:複数形の作り方 ▶
⚡ 18
名詞の前に置く主な形容詞
- beau/bon/grand/gros/jeune/joli/long/mauvais/nouveau/petit/vieux
- この11語がほぼすべて。ほかは後ろに置くと考えてよい。
本文で読む:位置 — 原則は名詞の後ろ ▶
⚡ 19
見分け方の目安
- 前に置くと、話し手の評価や関係を表す(偉大な、気の毒な、親愛なる)。
- 後ろに置くと、対象そのものの性質を表す(背が高い、貧しい、高価な)。
- 迷ったときはこの区別で当たりを付け、辞書で確かめる。
本文で読む:位置で意味が変わる形容詞 ▶
⚡ 20
比較級の特殊な形
- bon(形容詞・よい)→ meilleur Ce livre est meilleur.
- bien(副詞・よく)→ mieux Il parle mieux que moi.
- mauvais(悪い)→ pire または plus mauvais どちらも使う
- plus bon という形は使わない。bien と bon の取り違えがそのまま誤りになるので、形容詞か副詞かを先に判断する。
本文で読む:比較級 ▶
✓ 通過チェック
第6章の通過チェック
- 女性形の作り方を、型で5つ言える
- beau / nouveau / vieux の女性形と、母音の前の第2形を言える
- 名詞の前に置く形容詞を8つ以上言える
- ancien / grand / pauvre / cher の、前と後ろでの意味の違いを言える
- 副詞の作り方の原則と、3つの例外を言える
- meilleur と mieux を使い分けられる
- 後置形容詞の最上級で、定冠詞が2回出ることを説明できる
本文で読む:読む・聴く ▶
文の骨組み 第7章 指示・所有・疑問 — 形容詞と代名詞
「この本」「私の本」「どの本」を作る語をまとめて扱う。形容詞(名詞に付く)と代名詞(名詞の代わりになる)が対になっているので、対にして覚えると量が半分になる。
⚡ 21
所有形容詞の2つの落とし穴
- son / sa / ses は、持ち主の性ではなく「持たれるもの」の性で決まる。
son livre は「彼の本」でも「彼女の本」でもよい(livre が男性名詞だから son)。
sa mère は「彼の母」でも「彼女の母」でもよい(mère が女性名詞だから sa)。
- 母音で始まる女性名詞の前では、ma / ta / sa が mon / ton / son になる。
✕ ma amie → ○ mon amie ✕ sa histoire → ○ son histoire
エリジオンではなく、音のつながりをよくするための交替である。
本文で読む:所有形容詞 — 私の、あなたの ▶
⚡ 22
長い形の読み方
- 前半が尋ねる対象(qui=人、que=物)。
- 後半が文の中での役割(qui=主語、que=目的語)。
- だから qu'est-ce qui は「物・主語」、qui est-ce que は「人・目的語」となる。
- 覚えるのではなく、この2つに分けて読む。
本文で読む:疑問代名詞 — 2つの問いで決まる ▶
✓ 通過チェック
第7章の通過チェック
- ce / cet / cette / ces の使い分けを言える
- celui / celle / ceux / celles に続けられる3つの形を言える
- son livre が「彼の本」とも「彼女の本」とも訳せる理由を説明できる
- mon amie となる理由を説明できる
- 疑問代名詞を「人か物か」「主語か目的語か」の2つで引ける
- 前置詞のあとで que が quoi になることを言える
- 疑問副詞を5つ言え、pourquoi への答え方を知っている
本文で読む:読む・聴く ▶
文の骨組み 第8章 前置詞と縮約、数・時刻・日付と非人称構文
前置詞そのものは短い語だが、定冠詞と結びつくと形が変わる(縮約)。この縮約を知らないと、辞書を引いても出てこない語に見える。あわせて、日常でいちばん使う数・時刻・日付と、天候を言うための非人称構文(ひにんしょうこうぶん)をここでまとめる。
⚡ 23
4つの区別のしかた
- depuis は起点。いまも続いているので、動詞は現在形になる。
- pendant は幅。終わった期間にも、これからの期間にも使える。
- il y a は過去の一点、dans は未来の一点。日本語ではどちらも「〜後」と訳せてしまう。
- pendant と en の違いは、かかった時間を「幅」で見るか「所要」で見るか。
本文で読む:場所と時の前置詞 ▶
⚡ 24
70・80・90 の作り方
- 70 = soixante-dix(60 + 10) 71 = soixante et onze 79 = soixante-dix-neuf
- 80 = quatre-vingts(4 × 20) 81 = quatre-vingt-un
- 90 = quatre-vingt-dix(4 × 20 + 10) 91 = quatre-vingt-onze 99 = quatre-vingt-dix-neuf
- ベルギーやスイスでは septante(70)、nonante(90)を使う。フランスでは使わない。
本文で読む:数 — 基数 ▶
✓ 通過チェック
第8章の通過チェック
- 4つの縮約形と、縮約しない2つを言える
- une tasse à café と une tasse de café の違いを説明できる
- 国名に付く前置詞を、女性・男性・複数・都市で言い分けられる
- depuis / pendant / il y a / dans を使い分けられる
- 70・80・90 の作り方を言え、99 まで数えられる
- 曜日に定冠詞を付けたときの意味の変化を言える
- Il fait froid. と J'ai froid. の違いを説明できる
本文で読む:読む・聴く ▶
語をつなぐ 第9章 補語人称代名詞・強勢形・中性代名詞 y と en
フランス語の代名詞は動詞の前に置く。しかも2つ重なると順番が決まっている。この語順は日本語とも英語とも違うので、理屈で分かるだけでは足りず、型として自動化する必要がある。
⚡ 25
3人称だけ覚えれば足りる
- 直接 le / la / les(性と数で変わる)
- 間接 lui / leur(性で変わらない。lui は「彼に」も「彼女に」も表す)
- この非対称が、初級で最も間違えやすい点である。
本文で読む:補語人称代名詞 ▶
⚡ 26
y と en の注意
- à + 人は y にしない。間接目的補語(lui / leur)を使う。
Je pense à Paul. → Je pense à lui.(この形は例外的に強勢形を使う)
- 数量を言うときは、数を残す。J'en ai deux. の deux は省略できない。
- en は否定文でも残る。Je n'en ai pas.
本文で読む:中性代名詞 y と en ▶
⚡ 27
代名詞の並ぶ順
- me / te / nous / vous → le / la / les → lui / leur → y → en
- Il me le donne.(彼はそれを私にくれる)
- Je le lui donne.(私はそれを彼にあげる)
- Il y en a.(それがある)
- 覚え方は「1・2人称 → 直接 → 間接 → y → en」。y と en は必ず最後である。
本文で読む:語順 — 動詞の前に置く ▶
✓ 通過チェック
第9章の通過チェック
- 直接目的補語と間接目的補語を、前置詞の有無で見分けられる
- 3人称の直接(le / la / les)と間接(lui / leur)を言い分けられる
- lui が女性にも使えることを説明できる
- y と en が何を置き換えるかを、それぞれ2つずつ言える
- 代名詞が2つ重なるときの順序を言える
- 不定形があるときの代名詞の位置を言える
- 強勢形を使う場面を4つ言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語をつなぐ 第10章 命令法と代名動詞
命令法(めいれいほう)は、第9章で覚えた代名詞の語順が唯一ひっくり返る場所である。肯定の命令だけ代名詞が動詞の後ろに回る。代名動詞(だいめいどうし)は、主語と同じものを指す代名詞を必ず連れている動詞で、日常の行動のほとんどがこの形で言われる。
⚡ 28
-er 動詞の tu では s を落とす
- Tu parles. → Parle !(s が消える)
- Tu manges. → Mange !
- aller も同じ Tu vas. → Va !
- ただし y や en が続くときは s が戻る。Vas-y !(行け)/Manges-en !(それを食べろ)
- 第2群・第3群では落とさない。Finis !、Prends !、Viens !
本文で読む:命令法の作り方 ▶
⚡ 29
肯定命令と否定命令で位置が入れ替わる
- 肯定命令 代名詞は動詞の後ろ。トレデュニオンで結ぶ。Donne-le !
- 否定命令 代名詞は動詞の前。第9章の語順のまま。Ne le donne pas !
本文で読む:命令法での代名詞の位置 ▶
✓ 通過チェック
第10章の通過チェック
- 命令法の3つの形の作り方を言える
- -er 動詞の tu で s が落ちる規則と、s が戻る場合を言える
- être・avoir・savoir の不規則な命令法を言える
- 肯定命令と否定命令で代名詞の位置が入れ替わることを、例で示せる
- Donne-le-moi. と Il me le donne. の語順の違いを説明できる
- 代名動詞の4つの用法を、例つきで言える
- Je me lave les mains. で定冠詞を使う理由を説明できる
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語をつなぐ 第11章 複合過去 — 助動詞の選択と過去分詞の一致
複合過去は「助動詞 + 過去分詞(かこぶんし)」で作る。決めることは3つだけである。過去分詞の形、助動詞に avoir を使うか être を使うか、そして過去分詞を一致させるかどうか。この3つを分けて考えると、複雑に見える規則が整理できる。
✓ 通過チェック
第11章の通過チェック
- 過去分詞を、3つの群それぞれの規則で作れる
- 不規則な過去分詞を20語以上言える
- être をとる自動詞を、対にして10語以上言える
- monter・sortir・passer が avoir をとる場合を説明できる
- 一致の3つの場合を、それぞれ例つきで言える
- Elle s'est lavée. と Elle s'est lavé les mains. の違いを説明できる
- 否定文と代名詞の位置を、助動詞を基準に説明できる
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語をつなぐ 第12章 半過去・大過去と、過去時制の使い分け
半過去は作り方がほぼ例外なしで、覚える負担は小さい。難しいのは複合過去とどちらを使うかである。この選択は規則では決まらず、話し手が出来事を「点」と見るか「線」と見るかで決まる。日本語にはこの区別がないので、意識して訓練する必要がある。
⚡ 31
半過去の作り方
- 現在形の nous の形から -ons を取って語幹(ごかん)にする。
- 語尾は -ais / -ais / -ait / -ions / -iez / -aient。
- 例外は être だけ(語幹は ét-)。
本文で読む:半過去の作り方 ▶
✓ 通過チェック
第12章の通過チェック
- 半過去の語幹の作り方と、唯一の例外を言える
- 半過去の3つの用法を、例つきで言える
- 複合過去と半過去を「点と線」で説明できる
- Il a été malade. と Il était malade. の違いを言える
- Si on allait … ? の意味と使い方を言える
- 大過去の作り方と、助動詞・一致の規則を言える
- 3つの過去の、物語での役割を言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語をつなぐ 第13章 単純未来と前未来
単純未来は不定形(ふていけい)をほぼそのまま語幹(ごかん)に使うので、作り方は簡単である。負担は不規則な語幹が15語ほどあることと、時を表す接続詞のあとで日本語や英語と違う時制をとることの2点に集中している。
⚡ 33
単純未来の作り方
- 語幹は不定形そのもの。
- 語尾は -ai / -as / -a / -ons / -ez / -ont(avoir の現在形とほぼ同じ)。
- -re で終わる動詞は、語末の e を落とす(prendre → prendr-)。
本文で読む:単純未来の作り方 ▶
⚡ 34
r が2つ重なる4語
- pourrai / verrai / enverrai / courrai / mourrai
- 綴りで r を1つにすると別の形(半過去や条件法)に見えるので、書くときに注意する。
本文で読む:不規則な語幹 ▶
⚡ 35
quand のあとは未来形
- Quand je serai grand, je serai médecin.(大きくなったら医者になる)
- 日本語「大きくなったら」も英語 when I grow up も現在形だが、フランス語は未来形にする。
- 同じ規則が dès que / aussitôt que(〜するとすぐ)/lorsque(〜するとき)/tant que(〜するかぎり) にも効く。
本文で読む:時を表す接続詞のあとの時制 ▶
✓ 通過チェック
第13章の通過チェック
- 単純未来の作り方と、-re 動詞での注意を言える
- 不規則な語幹を10語以上言える
- r が2つ重なる語を4語言える
- 近接未来と単純未来の使い分けの傾向を言える
- 前未来の作り方と用法を言える
- quand のあとを未来形にすることを、例で示せる
- si のあとを現在形にすることを、例で示せる
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語をつなぐ 第14章 関係代名詞と強調構文
関係代名詞は、読解でいちばん効く文法である。フランス語の長い文が読めない原因のほとんどは、単語ではなく「どの関係代名詞が、どこからどこまでを修飾しているか」を見失うことにある。
⚡ 36
qui と que の決め方
- 関係代名詞が節の中で主語なら qui(後ろに動詞が続く)
- 関係代名詞が節の中で目的語なら que(後ろに主語+動詞が続く)
- qui はエリジオンしない(qui il のまま)。que は qu' になる(qu'il)。
本文で読む:qui と que ▶
⚡ 37
c'est … qui / c'est … que
- 強調するのが主語なら c'est … qui
- 強調するのがそれ以外なら c'est … que
本文で読む:強調構文 ▶
⚡ 38
関係節を切り出す3手順
- 1. 関係代名詞を見つける(qui・que・où・dont・前置詞 + lequel)。
- 2. その直前の名詞が先行詞。
- 3. 次の動詞のかたまりが終わるところまでが関係節。カンマがあればそこで切れることが多い。
- 切り出したら、関係節をいったん外して主文だけを読む。主語と動詞が見えたら、説明を戻す。
本文で読む:読解のコツ — どこまでが関係節か ▶
✓ 通過チェック
第14章の通過チェック
- qui と que を、節の中の役割で選び分けられる
- qui はエリジオンせず、que は qu' になることを言える
- où が時にも使われることを、例で示せる
- dont が置き換えるものを言え、所有の形を読める
- dont のあとに所有形容詞を置かない理由を説明できる
- ce qui / ce que / ce dont の選び方を言える
- c'est … qui と c'est … que を使い分けられる
- 関係節を切り出す3手順を言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
考えを述べる 第15章 条件法と仮定文
条件法(じょうけんほう)は、第13章の未来の語幹(ごかん)に、第12章の半過去の語尾を足すだけで作れる。新しく覚える形はほとんどない。重要なのはいつ使うかで、「もし〜なら」の帰結だけでなく、語調をやわらげる形として日常でいちばん多く使われる。
⚡ 39
条件法現在の作り方
- 語幹は単純未来と同じ(不規則な語幹もそのまま)。
- 語尾は半過去と同じ -ais / -ais / -ait / -ions / -iez / -aient。
本文で読む:条件法現在の作り方 ▶
⚡ 40
si の中に未来形と条件法は入らない
- si のあとに来るのは 現在形・半過去・大過去 の3つだけ。
- ✕ Si j'aurai … / ✕ Si j'aurais …
- 第13章の「quand は未来形、si は現在形」と合わせて覚える。
本文で読む:si の3つの型 ▶
⚡ 41
最初に使えるようにする3つ
- Je voudrais …(〜がほしいのですが) vouloir の直説法(ちょくせつほう) Je veux … は直接的すぎる。
- Pourriez-vous …?(〜していただけますか) 依頼の標準形。
- Tu devrais …(〜したほうがいい) 助言。
本文で読む:条件法のその他の用法 ▶
✓ 通過チェック
第15章の通過チェック
- 条件法現在の作り方を、語幹と語尾の出どころで説明できる
- 条件法過去の作り方を言える
- si の3つの型を、時制の組み合わせで言える
- si の中に入らない時制を2つ言える
- Je voudrais / Pourriez-vous / Tu devrais を場面つきで言える
- 伝聞の条件法を、報道と論文の例で説明できる
- si を使わない仮定表現を3つ言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
考えを述べる 第16章 接続法 — 使う場面の体系
接続法(せつぞくほう)は「難しい」と言われるが、難しいのは意味ではなく、使う場所を覚えることである。接続法は自分で選ぶものではなく、前に来る動詞や接続詞によって強制される。だから「どんな気持ちのときに使うか」ではなく、「どの語のあとで使うか」の一覧として整理する。
⚡ 42
接続法現在の作り方
- 語幹(ごかん)は現在形の ils の形から -ent を取る。
- 語尾は -e / -es / -e / -ions / -iez / -ent。
- nous と vous は半過去と同じ形になる。
本文で読む:接続法現在の作り方 ▶
⚡ 43
接続法を強制する4つの場面
- 1. 意志・願望・命令 vouloir que、souhaiter que、exiger que、demander que
- 2. 感情 être content / triste / étonné que、avoir peur que、regretter que
- 3. 疑い・否定 douter que、ne pas penser que、ne pas croire que、il est possible que
- 4. 必要・判断 il faut que、il est nécessaire / important / normal que
本文で読む:いつ使うか — 4つの場面 ▶
⚡ 44
penser と espérer
- penser que は肯定文では直説法、否定文・疑問文では接続法になることが多い。
- espérer que は肯定でも否定でも直説法。日本語の「望む」からは接続法に見えるが、違う。
- 判断の基準は「話し手がそれを事実として立てているか」。確信していれば直説法、疑いや評価の枠に入れれば接続法。
本文で読む:直説法をとるもの — 対比で覚える ▶
✓ 通過チェック
第16章の通過チェック
- 接続法現在の語幹の作り方と、nous・vous の形の特徴を言える
- 不規則な接続法を9語言える
- 接続法を強制する4つの場面を、例つきで言える
- penser que と espérer que の扱いの違いを言える
- 接続法をとる接続詞を6つ言える
- avant que と après que の違いを言える
- 主語が同じときに不定形にすることを説明できる
本文で読む:大学のフランス語で ▶
考えを述べる 第17章 受動態・現在分詞・ジェロンディフ・使役と知覚
この章で扱う4つは、どれも文の組み立てを変える仕組みである。受動態は主語を入れ替え、分詞は2つの文を1つに畳み、使役と知覚は「他人にさせる・他人がするのを見る」を1つの動詞句で言う。
⚡ 45
受動態の3つの点
- 時制は être が担う。過去分詞は変わらない。
- 過去分詞は主語に性数一致する(第6章の形容詞と同じ)。
- 直接目的補語をとる動詞だけが受動態にできる。
本文で読む:受動態 ▶
⚡ 46
現在分詞の作り方
- 現在形の nous の形から -ons を取って -ant を足す。(半過去と同じ語幹)
- parler → parlant、finir → finissant、prendre → prenant
- 例外は3語。être → étant、avoir → ayant、savoir → sachant
本文で読む:現在分詞 ▶
⚡ 47
決定的な違いは「誰の動作か」
- ジェロンディフの主語は、必ず主節の主語と同じ。
- 現在分詞は、直前の名詞を修飾できる(主語が違ってよい)。
本文で読む:ジェロンディフ ▶
✓ 通過チェック
第17章の通過チェック
- 受動態の作り方と、時制・一致の担い手を言える
- 動作主の par と de の使い分けを言える
- 受動態を避ける2つの方法を、例つきで言える
- 現在分詞の作り方と、3つの例外を言える
- ジェロンディフと現在分詞の決定的な違いを言える
- ジェロンディフの4つの意味を言える
- 使役 faire と知覚動詞 voir の構造の違いを言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
考えを述べる 第18章 話法と時制の一致、論理をつなぐ表現
人の発言を伝える形(話法)には、時制を一段ずらすという規則がある。ここまでに学んだ時制がすべて関わるので、この章は初級文法の総仕上げにあたる。あわせて、意見を筋道立てて述べるための接続表現をまとめる。
⚡ 48
間接話法の3つの注意
- si は「もし」ではない。ここでは「〜かどうか」を表す。
- est-ce que は消える。間接話法では倒置も est-ce que も使わない。
- 命令文は de + 不定形になる。否定なら Il me dit de ne pas venir.
本文で読む:疑問文と命令文の間接話法 ▶
⚡ 49
変わらない時制
- 半過去・大過去・条件法は、すでにずれた形なのでそのまま。
- 主節が現在のときは何も変わらない(Il dit qu'il est fatigué.)。
本文で読む:時制の一致 ▶
✓ 通過チェック
第18章の通過チェック
- 直接話法を間接話法に直せる(平叙文・疑問文・命令文)
- si が「〜かどうか」を表す場合を説明できる
- 時制の一致の4つの対応を言える
- 変わらない時制を3つ言える
- 時と場所の副詞の書き換えを5組言える
- 論理をつなぐ表現を、働きごとに3つずつ言える
- parce que と car、en effet と en fait の違いを言える
- Certes …, mais … の使い方を説明できる
本文で読む:大学のフランス語で ▶
大学のフランス語へ 第19章 文学フランス語 — 単純過去と文語の形
ここで扱う形は、自分で書くことはまずない。しかし読めなければ作品に入れない。小説の地の文は単純過去で書かれており、古典作品には接続法(せつぞくほう)半過去が出る。詩を読むには音節(おんせつ)を数える必要がある。
⚡ 50
読むために必要な最小限
- il / ils の形だけを確実にする。地の文は3人称で進むので、これで9割は読める。
- -a / -it / -ut で終わっていたら単純過去、と当たりを付ける。
- -èrent / -irent / -urent は3人称複数。
- 迷ったら辞書か活用表を引く。自分で作る必要はない。
本文で読む:作り方は3つの型 ▶
⚡ 51
音節を数える3つの規則
- 1. e muet は、次の語が子音で始まるなら1音節として数える。次が母音なら数えない(エリジオンする)。
- 2. 行末の e muet は数えない。
- 3. リエゾンは通常どおり行う。
本文で読む:詩を読む — 音節の数え方 ▶
⚡ 52
原文を読むときの5手順
- 1. 時制を見分ける。単純過去なら地の文、複合過去なら会話か引用。
- 2. 挿入を外す。カンマで挟まれた部分をいったん飛ばし、主語と動詞をつなぐ。
- 3. 関係節を切り出す(第14章の手順)。
- 4. 分からない語の綴りを疑う。古い綴りなら現代の形に直して辞書を引く。
- 5. 韻文(いんぶん)なら音節を数える。形式が分かると、句切れと強調の位置が見える。
本文で読む:大学のフランス語で ▶
✓ 通過チェック
第19章の通過チェック
- 単純過去と複合過去が、それぞれどこで使われるかを言える
- 単純過去の3つの型を、il の語尾で見分けられる
- il fut と il fit を区別できる
- 前過去がどんな接続詞のあとで使われるかを言える
- 接続法半過去の目印を言える
- アレクサンドランの音節数と句切れの位置を言える
- 音節を数える3つの規則を言える
- 韻の3つの並べ方を言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
大学のフランス語へ 第20章 フランス語史と語源、辞書と調べ方
この章は、知らないことを調べられるようにするための章である。第2章で「綴りは古い発音の化石である」と書いた、その中身をここでたどる。歴史が分かると、例外に見えていたものの多くが理由のある形だと分かる。
⚡ 53
綴りと発音がずれた3つの理由
- 1. 語末の子音が読まれなくなった。中世には読んでいたものが、17〜18世紀にかけて消えた。綴りだけが残った。
- 2. 綴りが17世紀に固定された。アカデミー・フランセーズが辞典を編み、そこで形が定まった。以後、発音が変わっても綴りは動きにくくなった。
- 3. 語源を示す文字が足りされた。ラテン語の形に近づけるため、発音しない文字をわざわざ加えた例がある。
本文で読む:なぜ綴りと発音がずれたのか ▶
⚡ 54
分からない語に出会ったときの5手順
- 1. 品詞と役割を見る。動詞か名詞か。文の中で主語か目的語か。
- 2. 動詞なら、活用形から不定形を割り出す。語尾から時制の見当を付ける(-ait なら半過去、-ait ではなく -a なら単純過去、など)。
- 3. 綴りの違いを疑う。古い綴りなら現代の形に直す(françois → français)。
- 4. 辞書を引く。意味が複数あるときは、文脈に合うものを選ぶのではなく、全部読んでから選ぶ。
- 5. それでも合わないときは、語義の歴史を引く。当時の意味が現代と違う場合がある。
本文で読む:調べ方の手順 ▶
⚡ 55
ここからの回し方
- 参照層(第3章〜第18章)は、授業で詰まったときに引く。通読はもうしなくてよい。
- 単語帳(第22章〜第26章)は、毎日少しずつ。一問一答と往復させる。
- 訓練層は続ける。正答率の低い分野が、そのまま読み直す章になる。
- 教材層は、この教材の外へ出す。授業の教科書、講読の記事、そして作品の原文へ。
本文で読む:次章へ ▶
✓ 通過チェック
第20章の通過チェック
- フランス語がラテン語から変化してできたことを、4つの時期で説明できる
- 綴りと発音がずれた3つの理由を言える
- doigt の g が発音されない理由を言える
- 二重語とは何かを、例を挙げて説明できる
- 英語と似ていて意味が違う語を4つ言える
- 古い綴りを4つ挙げ、現代の形に直せる
- 分からない語に出会ったときの5手順を言える
- 文学用語に使われる接尾辞を5つ言える
本文で読む:大学のフランス語で ▶
語彙 第21章 単語帳の使い方 — 語彙をどう増やすか
文法は20章で終わったが、語彙には終わりがない。そして読めない原因の大半は、文法ではなく語彙にある。
⚡ 56
どの層を目標にするか
- 原文を読むのが目的なら、認識語彙を優先する。数で押す。
- 授業で話す・書くなら、使用語彙を増やす。数は少なくてよい。
- この単語帳は、認識語彙を主に、重要な語だけ使用語彙までという配分にしてある。
- ⚡ の付いた語は、性と前置詞まで覚える。それ以外は意味が分かれば十分にあたる。
本文で読む:語彙の3つの層 ▶
⚡ 57
必ず冠詞と一緒に覚える
- この単語帳では、名詞をすべて un / une を付けて示す。
- le / la ではなく un / une を使うのは、母音で始まる語でも性が見えるからである。 l'avion では性が分からないが、 un avion なら分かる。
- 声に出すときも冠詞ごと言う。「アヴィオン」ではなく「アナヴィオン」と塊で覚える。
本文で読む:名詞は性ごと覚える ▶
⚡ 58
接尾辞から品詞が分かる
- -tion , -ment , -age , -eur → 名詞
- -er , -ir , -re → 動詞の不定形
- -eux , -if , -able , -al → 形容詞
- -ment → 副詞(名詞の -ment と同じ形なので注意。 un moment は名詞、 lentement は副詞)
本文で読む:語族で覚える ▶
⚡ 59
1日の回し方
- 1. 新しい語を10〜20語見る。主題ごとに、まとまりで。
- 2. 例文と一緒に声に出す。冠詞ごと、前置詞ごと。
- 3. 一問一答で確かめる。問題演習の「語彙」の分野を回す。
- 4. 翌日・3日後・1週間後にもう一度。間隔をあけて繰り返すほうが定着する。
- 5. 読んでいて出会ったら、印を付ける。再会した語が、本当に覚えた語にあたる。
本文で読む:覚え方の手順 ▶
⚡ 60
表の読み方
- 名詞は un / une 付き。そのまま声に出す。
- 動詞は不定形。不規則なものと、取る前置詞は注に書いてある。
- 形容詞は男性形と、括弧内に女性形の変化部分。 grand(e) は grand / grande にあたる。
- 各主題のあとに、注意すべき語の使い方と例文を置いてある。
- 例文は、その段階までに学んだ文法だけで書いてある。A1の章に接続法は出てこない。
本文で読む:この単語帳の使い方 ▶
✕ やってはいけない形
- 語彙量の数え方には幅がある
- 語族を1語と数えるか、別々に数えるかで大きく変わる。 travail / travailler / travailleur を1語とするか3語とするか。
- この単語帳は約2,500語を収める。語族はまとめて1つの項目にしてある。
- 数を目標にしない。「B1の章の8割が分かる」を目標にするほうが実際的にあたる。
- 性を間違えやすい語
- 男性: un problème , un système , un poème , un thème , un musée , un lycée , un livre , un groupe , un exemple , un article , un espace , un travail , un choix , un pays , un corps , un cœur
- 女性: une eau , une main , une fin , une nuit , une dent , une voix , une fois , une clé , une idée , une année , une méthode , une crise , une base , une phrase
- 日本語から直訳しない
- 「質問する」は demander une question ではなく poser une question にあたる。
- 「授業を取る」は prendre un cours より suivre un cours が普通である。
- 迷ったら、辞書の用例欄を見る。訳語の欄ではなく用例欄に、この情報がある。
- やってはいけない覚え方
- 五十音順やアルファベット順で覚える。関連のない語が並ぶので、思い出す手がかりがない。
- 訳語だけを覚える。性・前置詞・コロケーションが抜けると、読めても書けない。
- 一度で完璧にしようとする。忘れることを前提に、回数で押す。
- 例文を飛ばす。多義語は文脈がないと判断できない。
✓ 通過チェック
第21章の通過チェック
- CEFRの6段階と、A1からB2までの語彙量の目安を言える
- 語彙の3つの層を言い、原文を読むのに優先すべき層を言える
- 名詞を un / une で覚える理由を言える
- 女性名詞になりやすい語尾を4つ、男性名詞になりやすい語尾を4つ言える
- 語族でまとめて覚える利点を言える
- コロケーションとは何か、辞書のどこを見るかを言える
- 偽の友を4組言える
- 覚え方の5段階と、やってはいけない4つを言える
本文で読む:この単語帳の使い方 ▶
語彙 第22章 A1の語彙 — 生活の土台になる語
A1は「自分と身の回りのこと」を言うための約600語である。すでに知っている語が多いはずなので、確認しながら速く回す。
⚡ 61
使い分けに注意する3組
- une femme は「女性」と「妻」の両方にあたる。文脈で決まる。
- une fille は「女の子」と「娘」の両方。 un garçon には「息子」の意味はなく、息子は un fils である。
- un ami と un copain は、後者のほうがくだけている。
- 例: Mon frère travaille beaucoup.(兄はよく働く。)
本文で読む:人と家族 ▶
⚡ 62
体を言うときの決まり
- 体の部分には、所有形容詞ではなく定冠詞を使うのが普通である。 Je lève la main.(手を挙げる。)
- un œil の複数は des yeux で、形がまったく変わる。
- des cheveux は普通は複数で使う。1本を指すときだけ un cheveu にあたる。
- 例: Je travaille les jambes le lundi.(月曜は脚を鍛える。)
本文で読む:体 ▶
⚡ 63
食べ物には部分冠詞を使う
- 数えられない食べ物は du / de la を付ける。 Je mange du riz et du poulet.(米と鶏肉を食べる。)
- 否定になると de だけになる。 Je ne bois pas de café.(コーヒーは飲まない。)
- avoir faim , avoir soif は無冠詞。 J'ai faim.(お腹がすいた。)
- 数えない食べ物も、性を示すために un / une を付けて並べてある。実際に使うときは du riz , de l'eau の形になる。
- 例: Je prends des protéines après le sport.(運動のあとにたんぱく質をとる。)
本文で読む:食べ物と飲み物 ▶
⚡ 64
前置詞と一緒に覚える
- à la maison 家で、 chez moi 私の家で。chez は人につく。
- dans ma chambre 私の部屋で、 au bureau 職場で。
- 例: Je me lève à cinq heures et je bois de l'eau.(5時に起きて水を飲む。)
本文で読む:家と部屋 ▶
⚡ 65
場所の前置詞
- à + 町名: à Paris , à Tokyo
- en + 女性の国名: en France , en Italie
- au + 男性の国名: au Japon , au Canada
- aux + 複数の国名: aux États-Unis
- 例: Je vais à la salle de sport tous les matins.(毎朝ジムに行く。)
本文で読む:街と場所 ▶
⚡ 66
職業を言うときは冠詞を落とす
- Il est médecin.(彼は医者だ。) un を付けない。
- C'est un médecin. の形なら冠詞が要る。この使い分けは第4章で扱った。
本文で読む:仕事と職業 ▶
⚡ 67
天気は il fait で言う
- Il fait beau.(晴れている。) Il fait froid.(寒い。)
- Il pleut.(雨が降る。) Il neige.(雪が降る。)
- この非人称構文は第8章で扱った。
本文で読む:自然と天気 ▶
⚡ 68
前置詞ごと覚える動詞
- commencer à + 不定形 〜し始める/ finir de + 不定形 〜し終える
- essayer de + 不定形 〜しようとする/ oublier de + 不定形 〜し忘れる
- aider quelqu'un à + 不定形 〜するのを手伝う
- demander à quelqu'un de + 不定形 〜するよう頼む
- 例: Je commence à comprendre les règles.(規則が分かり始めている。)
本文で読む:最も使う動詞 ▶
⚡ 69
jamais は ne と組で使う
- Je ne mange jamais de sucre.(砂糖は決して食べない。)
- 同じ形で ne … plus(もう〜ない)、 ne … rien(何も〜ない)、 ne … personne(誰も〜ない)がある。第4章で扱った。
本文で読む:副詞・接続語・疑問語 ▶
✕ やってはいけない形
- an と année、jour と journée
- 数を数えるときは an , jour。 J'ai vingt ans.(20歳だ。) trois jours(3日間)
- その中身や過ごし方を言うときは année , journée。 une bonne journée(よい一日)
- 同じ対立が matin / matinée , soir / soirée にもある。
- 詳しくは第26章で扱う。
- 色の一致
- marron と orange は形を変えない。 des chaussures marron(茶色の靴)
- rouge , jaune , rose は男女同形で、複数のときだけ s が付く。
- 色の形容詞は名詞の後ろに置く。 une veste noire(黒い上着)
- 必ず複数で使う語
- des chaussures , des chaussettes , des lunettes は、対になっているので複数で使う。
- un argent は数えない。 J'ai de l'argent.(お金がある。)
- porter は「着ている」の意味にもなる。 Je porte un tee-shirt noir.(黒いTシャツを着ている。)
- 偽の友に注意
- une lecture は「読書」であって講義ではない。講義は un cours にあたる。
- une librairie は「書店」、図書館は une bibliothèque である。
- assister à un cours は「授業に出席する」。手伝うではない。
- 例: J'ai cours à neuf heures.(9時に授業がある。 avoir cours は無冠詞。)
- savoir と connaître
- savoir は事実や技能を知っている。 Je sais nager.(泳げる。)
- connaître は人や場所を知っている。 Je connais ce quartier.(この地区を知っている。)
- connaître のあとに従属節は置けない。「〜ということを知っている」は savoir que にあたる。
- 名詞の前に置く形容詞
- grand , petit , jeune , vieux , nouveau , beau , joli , bon , mauvais , gros , long などは名詞の前に置く。
- それ以外は原則として名詞の後ろにあたる。この規則は第6章で扱った。
- cher は位置で意味が変わる。 un cher ami(親しい友)/ un livre cher(高い本)
- 70・80・90 の作り方
- soixante-dix は 60 + 10 である。71 は soixante et onze にあたる。
- quatre-vingts は 4 × 20。81 は quatre-vingt-un で、 s が落ちる。
- quatre-vingt-dix は 4 × 20 + 10 である。
- この数え方は第8章で扱った。
✓ 通過チェック
第22章の通過チェック
- 家族の語を10挙げ、 une femme と une fille の二重の意味を言える
- 体の部分に定冠詞を使う理由と、 un œil の複数形を言える
- an と année、 jour と journée の使い分けを言える
- 食べ物に部分冠詞を使う形と、否定になったときの形を言える
- 国名の前の前置詞を4つ言い分けられる
- une lecture と une librairie の意味を正しく言える
- savoir と connaître を使い分けられる
- 名詞の前に置く形容詞を6つ挙げられる
- 70・80・90 の作り方を説明できる
本文で読む:数 ▶
語彙 第23章 A2の語彙 — 日常を語り切る語
A2は「昨日何をしたかを語り、明日の予定を伝え、感想を述べる」段階である。約700語を扱う。
⚡ 70
代名動詞は複合過去で être を使う
- Je me suis levé à cinq heures.(5時に起きた。)過去分詞は主語に一致する。
- Elle s'est levée tôt.(彼女は早く起きた。)
- s'entraîner , se concentrer , s'habituer à は、習慣の話でよく使う。
- 例: Je me suis habitué à me lever tôt.(早起きに慣れた。)
本文で読む:日常の行動 ▶
⚡ 71
乗り物の前置詞
- en voiture , en train , en avion , en bus(中に入る乗り物)
- à vélo , à pied , à moto(またがる/徒歩)
- monter dans le train(列車に乗る)/ descendre du train(列車を降りる)
- 例: J'ai raté le train, donc je suis arrivé en retard.(列車に乗り遅れたので遅刻した。)
本文で読む:交通と旅行 ▶
⚡ 72
体調を言う3つの型
- avoir mal à + 体の部分: J'ai mal au dos.(背中が痛い。)à + le は au になる。
- être en forme(体調がよい)/ être fatigué(疲れている)
- se sentir + 形容詞: Je me sens bien.(気分がよい。)
- 例: Quand je dors bien, je suis en forme et je m'entraîne mieux.(よく眠れた日は調子がよく、練習がはかどる。)
本文で読む:健康と体調 ▶
⚡ 73
感情は avoir で言うものが多い
- avoir peur , avoir honte , avoir envie , avoir besoin — いずれも無冠詞にあたる。
- 後ろに動詞を置くときは de + 不定形。 J'ai envie de m'entraîner.(練習したい。)
- être content de + 不定形 も同じ形をとる。
- 例: J'avais peur d'échouer, mais j'ai continué.(失敗するのが怖かったが、続けた。)
本文で読む:感情と性格 ▶
⚡ 74
スポーツと楽器で前置詞が変わる
- jouer à + スポーツ・ゲーム: jouer au football , jouer aux jeux vidéo
- jouer de + 楽器: jouer du piano , jouer de la guitare
- faire de + 運動: faire de la musculation , faire du sport
- 例: Je fais de la musculation quatre fois par semaine.(週4回、筋トレをする。)
本文で読む:趣味・スポーツ・娯楽 ▶
⚡ 75
faire を使う家事の言い方
- faire le ménage(掃除をする)/ faire la lessive(洗濯をする)/ faire la vaisselle(皿を洗う)
- faire les courses(買い物をする)— 複数形。 faire la cuisine(料理をする)
- どれも定冠詞が付く。この形はそのまま覚える。
本文で読む:住まいと家事 ▶
⚡ 76
味の言い方
- C'est bon.(おいしい。)délicieux はさらに強い。
- sucré(甘い)/ salé(塩気のある)/ amer(苦い)/ épicé(辛い)
- avoir bon goût(味がよい)。 goûter は「味見する」で、味わうは déguster にあたる。
本文で読む:食事と料理 ▶
⚡ 77
「〜が起きた」の3つの言い方
- Qu'est-ce qui s'est passé ?(何が起きたのか。)— 最もよく使う。
- Un accident est arrivé.(事故が起きた。)
- La réunion a eu lieu hier.(会議は昨日行われた。)— 予定された事柄に使う。
本文で読む:出来事を語る語 ▶
⚡ 78
量の表現には de が付く
- beaucoup de , peu de , assez de , trop de , plus de , moins de — すべて de だけで冠詞は付かない。
- J'ai beaucoup de travail.(仕事がたくさんある。) des ではない。
- la plupart de は例外で、後ろに冠詞が付く。 la plupart des étudiants(学生の大半)
本文で読む:量と程度 ▶
⚡ 79
大学で実際に使う形
- suivre un cours(授業を取る)/ assister à un cours(授業に出る)
- rendre un devoir(課題を出す)/ passer un examen(試験を受ける)
- ⚠️ passer un examen は「受ける」であって「合格する」ではない。合格は réussir un examen にあたる。偽の友の代表例である。
- un mémoire(論文)と une mémoire(記憶)は、性で意味が変わる。卒業論文は un mémoire にあたる。
- 例: J'ai passé l'examen la semaine dernière, mais je ne sais pas si je l'ai réussi.(先週試験を受けたが、受かったかは分からない。)
本文で読む:学生生活の語 ▶
✓ 通過チェック
第23章の通過チェック
- 代名動詞の複合過去で使う助動詞と、過去分詞の一致を言える
- emprunter と prêter を使い分けられる
- 乗り物の前置詞を en と à で言い分けられる
- avoir mal à の形と、縮約の形を言える
- jouer à / jouer de / faire de の使い分けを言える
- téléphoner à と appeler の違いを言える
- depuis と pendant と il y a を使い分けられる
- 量の表現に冠詞が付かないことを、例で示せる
- passer un examen と réussir un examen の違いを言える
本文で読む:A2の動詞 ▶
語彙 第24章 B1の語彙 — 意見と社会を語る語
A2までが「自分のこと」の語だとすれば、B1は「自分の外側」を語る語である。約700語を扱う。
⚡ 80
フランスの制度を語る語
- une laïcité は、国家が宗教に対して中立であることを指す。1905年の法律に由来する。フランス史の領域で扱う。
- une république は、王のいない政体を指す。フランスでは第五共和政が現在の体制にあたる。
- un droit は「権利」と「法」の両方。文脈で決まる。 la faculté de droit(法学部)
- 例: Si le gouvernement changeait la loi, la situation serait différente.(政府が法律を変えれば、状況は違うだろう。)
本文で読む:社会と政治 ▶
⚡ 81
論文で使う型
- selon(〜によれば)/ d'après(〜によると)— 出典を示す。
- il s'agit de(〜が問題である)— 非人称構文。主語は常に il にあたる。
- mettre en évidence(明らかにする)/ prendre en compte(考慮に入れる)
- 例: Il s'agit de comprendre pourquoi l'auteur a choisi ce mot.(作者がなぜこの語を選んだかを理解することが問題である。)
本文で読む:教育と学問 ▶
⚡ 82
意見を述べる型
- à mon avis(私の考えでは)/ selon moi(私によれば)/ de mon point de vue(私の観点では)
- je pense que + 直説法 — 肯定文では直説法。
- je ne pense pas que + 接続法 — 否定になると接続法にあたる。第16章で扱った。
- il est possible que + 接続法 — 可能性の表現も接続法をとる。
- 例: Je ne pense pas que ce soit une bonne méthode.(それがよい方法だとは思わない。)
本文で読む:意見と議論 ▶
⚡ 83
文学を読むときに効く語
- une conscience は「意識」と「良心」の両方。心理小説では前者、道徳の文脈では後者にあたる。
- un ennui は「退屈」だが、19世紀の文学ではもっと重い倦怠(けんたい)を指すことがある。
- une angoisse は「不安」で、実存主義の作品では中心的な語になる。
- 例: Le personnage ressent une angoisse qu'il ne peut pas expliquer.(登場人物は説明できない不安を感じている。)
本文で読む:心理と内面 ▶
⚡ 84
文学の話で最初に要る語
- une œuvre(作品)/ un ouvrage(著作)— 前者は芸術作品全般、後者は書物にあたる。
- un récit は「語られたもの」。小説の中の語りの部分を指すこともある。
- une nouvelle は「短編小説」と「知らせ」の両方。文学の文脈ではほぼ前者にあたる。
- un genre は「ジャンル」と文法の「性」の両方。
- 例: L'auteur a choisi un narrateur qui ne comprend pas ce qu'il raconte.(作者は、自分の語ることを理解していない語り手を選んだ。)
本文で読む:芸術と文化 ▶
⚡ 85
前置詞ごと覚える動詞(B1)
- dépendre de(〜次第である)/ s'opposer à(〜に対立する)/ correspondre à(〜に対応する)
- se référer à(〜を参照する)/ consister en(〜から成る)
- entraîner は「引き起こす」の意味では前置詞を取らない。 Cette décision entraîne des conséquences.
- 例: Le sens du mot dépend du contexte.(語の意味は文脈次第である。)
本文で読む:B1の動詞 ▶
✓ 通過チェック
第24章の通過チェック
- une laïcité と une république の意味を言える
- un droit の2つの意味を言える
- il s'agit de の使い方を、非人称であることとあわせて説明できる
- une expérience と une mesure の二重の意味を言える
- je pense que と je ne pense pas que で法が変わることを言える
- une critique と un critique の違いを言える
- une œuvre と un ouvrage を使い分けられる
- une fin と un ordre の2つの意味を言える
- dépendre de , s'opposer à , correspondre à の前置詞を言える
本文で読む:B1の動詞 ▶
語彙 第25章 B2の語彙 — 論じるための語
B2からは、辞書の訳語だけでは足りなくなる。同じ日本語に対応する語が複数あり、どれを選ぶかで文体と重みが変わる。
⚡ 86
論文で頻出する言い回し
- dans la mesure où(〜である限りにおいて)— 理由と条件を同時に示す。
- en ce qui concerne(〜に関しては)/ quant à(〜については)
- force est de constater que(〜と認めざるをえない)
- il n'en demeure pas moins que(それでもなお〜である)
- 例: Dans la mesure où le narrateur ne sait pas tout, son récit reste partiel.(語り手がすべてを知らない限り、その語りは部分的なものにとどまる。)
本文で読む:論述の骨組み ▶
⚡ 87
文学研究の領域と共通する語
- une énonciation / un énoncé — 「誰がいつ言ったか」と「言われた中身」を分ける対にあたる。
- une focalisation — 誰の知覚を通して語られているか。文学研究の方法の領域で扱う。
- une variante — 版によって違っている本文。校訂の話で必ず出る。
- 例: Cette variante ne figure que dans la première édition.(この異文は初版にしか現れない。)
本文で読む:文学と批評の語 ▶
⚡ 88
un discours の使われ方
- もとは「談話・演説」だが、人文学では「ある主題についての語り方の総体」を指すことが多い。
- le discours colonial(植民地についての語り方)のように使う。
- 文学理論・批評とフランス史の領域で、この意味で繰り返し出てくる。
本文で読む:歴史と社会を論じる語 ▶
⚡ 89
接続法をとる接続詞
- bien que , quoique , à condition que , pourvu que , afin que , de peur que , à moins que — すべて接続法をとる。
- tandis que , alors que , parce que , puisque — 直説法にあたる。
- de sorte que は両方。結果なら直説法、目的なら接続法になる。
- この一覧は第16章の表と対応している。
- 例: Bien qu'il soit fatigué, il continue à s'entraîner.(疲れていても、彼は練習を続ける。)
本文で読む:論理をつなぐ語 ▶
⚡ 90
論文でそのまま使える型
- il convient de + 不定形(〜するのが適当である)— 改まった言い方にあたる。
- on peut y voir(そこに〜を見て取れる)
- cela revient à + 不定形(それは〜することに等しい)
- loin de + 不定形(〜するどころか)
- 例: Loin de résoudre le problème, cette lecture le déplace.(この読みは問題を解決するどころか、それをずらす。)
本文で読む:B2の動詞 ▶
✓ 通過チェック
第25章の通過チェック
- dans la mesure où と en ce qui concerne の意味を言える
- une énonciation と un énoncé の違いを言える
- une figure と une voix の二重の意味を言える
- un discours が人文学でどう使われるかを言える
- voir / regarder / observer / contempler を使い分けられる
- prétendre と ignorer が偽の友である理由を言える
- 接続法をとる接続詞を5つ言える
- or の使い方を説明できる
- ambigu の女性形を書ける
本文で読む:B2の形容詞 ▶
語彙 第26章 語法と熟語 — 語をつなぐ形
語を単体で覚えても、つなぎ方が分からないと文にならない。そしてつなぎ方は規則ではなく、語ごとに決まっている。辞書の訳語の欄ではなく、用例の欄に書いてあることにあたる。
⚡ 91
動詞 + à quelqu'un + de + 不定形
- demander à quelqu'un de(人に〜するよう頼む)
- dire à quelqu'un de(人に〜するよう言う)
- conseiller à quelqu'un de(人に〜するよう勧める)
- permettre à quelqu'un de(人が〜するのを許す)
- promettre à quelqu'un de(人に〜すると約束する)
- proposer à quelqu'un de(人に〜しようと持ちかける)
本文で読む:人と物を同時に取る動詞 ▶
⚡ 92
形が違うもの
- aider quelqu'un à(人が〜するのを手伝う)— à が2回目に来る。
- empêcher quelqu'un de(人が〜するのを妨げる)— 前置詞なしで人を取る。
- obliger quelqu'un à(人に〜を強いる)/ être obligé de(〜せざるをえない)能動と受動で前置詞が変わる。
- 例: Mon coach m'a conseillé de dormir plus.(コーチはもっと寝るよう勧めてくれた。)
本文で読む:人と物を同時に取る動詞 ▶
⚡ 93
chez は「〜の作品において」に使える
- chez Flaubert(フローベールにおいては)
- 論文で頻出する形にあたる。 Chez Racine, la passion est toujours coupable.
- dans l'œuvre de Flaubert と言い換えられるが、 chez のほうが短い。
本文で読む:前置詞そのものの使い分け ▶
⚡ 94
avoir の熟語は無冠詞が原則
- J'ai faim. に un も le も付かない。
- 強めるときは très ではなく grand-faim ではなく、 J'ai très faim. と très を使う。
- avoir l'air + 形容詞: Il a l'air fatigué.(疲れているようだ。)
- 例: J'ai du mal à me lever le matin, mais j'ai pris l'habitude de me coucher tôt.(朝起きるのが苦手だが、早く寝る習慣をつけた。)
本文で読む:avoir の熟語 ▶
⚡ 96
調べ方
- 辞書の訳語欄ではなく、用例欄を見る。組み合わせはそこにある。
- フランス語の作例で確かめる。同じ組み合わせが複数の文献に出てくれば、それは定型にあたる。
- 自信のない組み合わせは使わない。知っている形で言い換えるほうが安全である。
本文で読む:名詞と動詞の結びつき ▶
⚡ 97
これからの回し方
- 毎日、1つの主題を回す。新しい語を10〜20語、一問一答で確かめる。
- 翌日・3日後・1週間後にもう一度。間隔をあけて繰り返す。
- 読んでいて出会った語に印を付ける。再会した語が、本当に覚えた語にあたる。
- 知らない語に出会ったら、第20章の5手順で調べる。
- 性と前置詞は、⚡ の付いた語だけ完璧にすればよい。それ以外は意味が取れれば十分である。
本文で読む:この単語帳を終えて ▶
✓ 通過チェック
第26章の通過チェック
- 不定形をつなぐ3つの形を言い、それぞれの動詞を3つずつ挙げられる
- venir + 不定形と venir de + 不定形の違いを言える
- demander à quelqu'un de と aider quelqu'un à の形の違いを言える
- penser à と penser de を使い分けられる
- 前置詞が代名詞を決めることを、4つの形で説明できる
- en deux heures と dans deux heures の違いを言える
- chez が「〜の作品において」に使えることを、例で示せる
- avoir の熟語が無冠詞であることを言える
- 間違えやすい語の対を8組言える
- poser une question のように、直訳では外れる組み合わせを5つ言える
本文で読む:この単語帳を終えて ▶