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QUICK REFERENCE 読む作品が決まったとき、ここから引く

作品早見表

読む作品が決まったとき、難度と章をここから引く。通読しなくてよい。

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作品 作者 原文の難度
『ロランの歌』 不詳 11〜12世紀 最高(古フランス語) 第2章
『エセー』 モンテーニュ 1580/1588 高(16世紀の語義) 第3章
『フェードル』 ラシーヌ 1677 中〜高(韻文・凝縮) 第4章
『タルチュフ』 モリエール 1664/1669 中(日常語が多い) 第5章
『ペルシア人の手紙』 モンテスキュー 1721 中(1通ずつ読める) 第6章
『カンディード』 ヴォルテール 1759 低(短く平易) 第7章
『告白』 ルソー 1782/1789 中(分量が多い) 第8章
『危険な関係』 ラクロ 1782 中(1通ずつ読める) 第9章
『レ・ミゼラブル』 ユゴー 1862 中(分量が膨大) 第10章
『赤と黒』 スタンダール 1830 低〜中(文が短い) 第11章
『ゴリオ爺さん』 バルザック 1835 やや高(描写が長い) 第12章
『ボヴァリー夫人』 フローベール 1857 中(含みが多い) 第13章
『悪の華』 ボードレール 1857/1861 中(1篇が短い) 第14章
『脂肪の塊』 モーパッサン 1880 低(短編) 第15章
『失われた時を求めて』 プルースト 1913〜1927 最高(文が長い) 第16章
『ナジャ』 ブルトン 1928 中(話題が飛ぶ) 第17章
『異邦人』 カミュ 1942 低(最も読みやすい長編) 第18章
『禿の女歌手』『ゴドーを待ちながら』『犀』 イヨネスコ/ベケット 1950/1953/1959 低(戯曲) 第19章
『暗いブティック通り』 モディアノ 1978 低(短く明晰) 第20章

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原文に入る順序

段階 読むもの
1 詩・短編 — 『悪の華』の1篇、『脂肪の塊』
2 戯曲 — 『タルチュフ』、『ゴドーを待ちながら』、『禿の女歌手』
3 20世紀の小説 — 『異邦人』、『暗いブティック通り』、『ナジャ』
4 18世紀の散文 — 『カンディード』、『ペルシア人の手紙』
5 19世紀の長編 — 『赤と黒』 → 『ボヴァリー夫人』 → 『ゴリオ爺さん』
後回し 『ロランの歌』『エセー』『失われた時を求めて』

長編は「訳で全体 → 抜粋を原文で精読」。通読を最初の目標にしない。

主要な登場人物

作品 主要人物
『ロランの歌』 ロラン/オリヴィエ/ガヌロン/シャルルマーニュ/テュルパン/オード
『フェードル』 フェードル/イポリット/テゼ/アリシー/エノーヌ/テラメーヌ
『タルチュフ』 オルゴン/タルチュフ/エルミール/ダミス/マリアーヌ/クレアント/ドリーヌ
『ペルシア人の手紙』 ユスベック/リカ/ロクサーヌ/宦官長
『カンディード』 カンディード/パングロス/キュネゴンド/マルタン/カカンボ/老婆
『危険な関係』 メルトゥイユ/ヴァルモン/トゥールヴェル夫人/セシル/ダンスニー
『レ・ミゼラブル』 ジャン・ヴァルジャン/ミリエル司教/ジャヴェール/ファンチーヌ/コゼット/マリユス/テナルディエ
『赤と黒』 ジュリヤン/レナール夫人/マチルド/ラ・モール侯爵/ピラール神父
『ゴリオ爺さん』 ゴリオ/ラスティニャック/ヴォートラン/ボーセアン夫人/ヴォケール夫人
『ボヴァリー夫人』 エマ/シャルル/ロドルフ/レオン/オメー/ルルー
『脂肪の塊』 エリザベート/ロワゾー夫妻/カレ=ラマドン夫妻/ブレヴィル伯爵夫妻/修道女/コルニュデ
『失われた時を求めて』 語り手/スワン/オデット/ゲルマント公爵夫人/シャルリュス/アルベルチーヌ/フランソワーズ
『異邦人』 ムルソー/マリー/レーモン/サラマノ老人/司祭
『暗いブティック通り』 ギィ・ロラン/ユット/ドゥニーズ

解釈の論点 一覧

作品 中心の論点
『ロランの歌』 角笛の拒否は英雄的か、度を越しているか
『エセー』 懐疑は信仰の道具か、近代的批判精神の出発点か
『フェードル』 ジャンセニスムに還元してよいか(新旧批評論争)
『タルチュフ』 批判は偽善者だけか、信仰そのものに及ぶか
『ペルシア人の手紙』 後宮の筋は挿話か、中心か
『カンディード』 結末は実践への転回か、諦念か
『告白』 誠実さの宣言は守られているか
『危険な関係』 道徳的結末は本気か体裁か/罰の不均衡
『レ・ミゼラブル』 革命的か博愛主義にとどまるか
『赤と黒』 銃撃の動機は激発か自己破壊か
『ゴリオ爺さん』 ヴォートランの言葉は否定されているか
『ボヴァリー夫人』 語り手はエマを笑っているか憐れんでいるか
『悪の華』 都市の詩における見る者と見られる者の非対称
『脂肪の塊』 コルニュデをどう評価するか
『失われた時を求めて』 語り手と作者の関係
『ナジャ』 ナジャは消費されているか
『異邦人』 名前のない被害者と植民地の視線
不条理の演劇 ゴドーの正体を特定してよいか
『暗いブティック通り』 確定しないことは失敗か到達か

レポートの切り口の型

やること 向く作品
数える 語・場面・人物の頻度を数え、分布を見る 短い作品、詩、戯曲
並べる 2つの場面・2人の人物・2つの版を対照する 『脂肪の塊』『ゴドー』『エセー』
外す ある要素を削除したら作品はどう変わるかを検討する 『フェードル』『タルチュフ』
たどる 1語・1人物・1時制の変化を作品全体で追う 『赤と黒』『異邦人』
突き合わせる 同じ出来事の複数の記述を比べる 書簡体、『ナジャ』

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どの型も「本文のどこ → 何が起きているか → だから何が言えるか」の3要素で書く。

節の一覧

章の順に並べてある。題を見て中身が思い出せないものがあれば、そこが読み返す場所である。

導入 第1章 全体地図 — 作品をどう読むか

項目 本文へ
この章の狙い 開く
各章の構成 開く
あらすじと解釈を混ぜない 開く
読む前に決める3つのこと 開く
原文と訳の使い分け 開く
記録の取り方 開く
引用について 開く
20作品の選び方 開く
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中世 第2章 『ロランの歌』— 忠誠と名誉の過剰

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作品の成り立ち 開く
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文体と形式 開く
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解釈の分かれ目 開く
レポートの切り口 開く
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16世紀 第3章 モンテーニュ『エセー』— 判断を保留する

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作品の成り立ち 開く
全体の構成 開く
主要な章 開く
主題とモチーフ 開く
文体と形式 開く
原文を読む 開く
解釈の分かれ目 開く
レポートの切り口 開く
邦訳と参考文献 開く
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17世紀 第4章 ラシーヌ『フェードル』— 望まない情念

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作品の成り立ち 開く
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登場人物 開く
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解釈の分かれ目 開く
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17世紀 第5章 モリエール『タルチュフ』— 偽りの信心

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18世紀 第6章 モンテスキュー『ペルシア人の手紙』— 外から見る

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18世紀 第7章 ヴォルテール『カンディード』— 楽天主義の反駁

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18世紀 第8章 ルソー『告白』— すべてを語ると宣言する

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18世紀 第9章 ラクロ『危険な関係』— 手紙という武器

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19世紀 第10章 ユゴー『レ・ミゼラブル』— 法と正義のずれ

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19世紀 第11章 スタンダール『赤と黒』— 上がる道を探す

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19世紀 第12章 バルザック『ゴリオ爺さん』— 金が作り変えるもの

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19世紀 第13章 フローベール『ボヴァリー夫人』— 読書が作る欲望

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19世紀 第14章 ボードレール『悪の華』— 都市と悪の詩学

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主要な詩 開く
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19世紀 第15章 モーパッサン『脂肪の塊』— 偽善の構造

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20世紀 第16章 プルースト『失われた時を求めて』— 時間を書く

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20世紀 第17章 ブルトン『ナジャ』— 偶然と狂気

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作家 — 生涯と位置 開く
作品の成り立ち 開く
構成と内容 開く
出会いの内容 開く
主題とモチーフ 開く
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20世紀 第18章 カミュ『異邦人』— 不条理の文体

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作家 — 生涯と位置 開く
作品の成り立ち 開く
あらすじ 開く
登場人物 開く
主題とモチーフ 開く
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原文を読む 開く
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20世紀 第19章 不条理の演劇 — ベケットとイヨネスコ

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3作の位置 開く
作家 — 2人の位置 開く
各作品の内容 開く
主題とモチーフ 開く
形式 開く
原文を読む 開く
解釈の分かれ目 開く
レポートの切り口 開く
邦訳と参考文献 開く
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現代 第20章 モディアノ『暗いブティック通り』— 消えた過去を探す

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登場人物 開く
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