📘全体地図
KEY POINTS ⚡ 61 個 / やってはいけない形 150 件 / 通過チェック 8 章

要点61

9サイトの分担、使う順序、場面ごとの導線を並べてあります。どこを開けばよいか迷ったときに使ってください。 各章は 結論 → ⚡ 覚える中身 → やってはいけない形 → 通過チェック の順に並びます。 それぞれの下のリンクから、その要点が出てくる本文の節に戻れます。

導入 第1章 9つの教材の地図 — 何をどこで扱うか

9つの教材は、同じ対象を別の角度から扱っている。
⚡ 1

分ける基準は「引く場面」にした

  • 原文が読めない → 01。
  • この作家はどの時代の人か → 02。
  • この作品は何の話か → 10。
  • 注をどう付けるか → 07。
  • 当時何が起きていたか → 03。
  • 当時どう考えられていたか → 04。
  • 当時どんな絵が描かれていたか → 05。
  • どの枠組みで読むか → 08。
  • 本国の外の作家が出てきた → 09。
本文で読む:なぜこの分け方なのか ▶
⚡ 2

迷ったときの決め方

  • 「それは本当か」を問いたい → 04。
  • 「それで何が見えるか」を問いたい → 08。
  • 「どう書けばよいか」を知りたい → 07。
  • 「いつ何があったか」を知りたい → 03。
本文で読む:隣り合う教材の境目 ▶
⚡ 3

読む順序

  • 1. 10で中身を掴む。
  • 2. 02で位置を確かめる。
  • 3. レポートの主題が決まったら、03・04・05から必要なものだけ引く。
  • 4. 書く直前に07、枠組みを選ぶときに08。
  • 原文に入るときだけ01。
本文で読む:1つの作品に、8つが関わる ▶
⚡ 4

全8章の構成

  • 第1章(この章)— 9つの分担。
  • 第2章学年ごとの進め方。いつ何を開くか。
  • 第3章場面から引く。授業・レポート・試験・卒論。
  • 第4章横断索引の使い方。同じ対象が複数のサイトに出るということ。
  • 第5章・第6章9サイトの中身。それぞれ何章あって、何が書いてあるか。
  • 第7章つまずいたときの導線。症状から章へ。
  • 第8章これからの足し方。
本文で読む:このサイトの使い方 ▶
⚡ 5

誰のために作ってあるか

  • 明治大学 文学部 文学科 フランス文学専攻の学生を想定している。
  • フランス語は初級から。A0 から B2 までを01で扱う。
  • 1日1〜2時間を前提にした分量にしてある。
  • 卒業論文を書くところまでを射程に入れている。
本文で読む:この教材群の前提 ▶
⚡ 6

共通の書き方

  • 専門用語は初出で📘を付けて一行で説明する。それが自動的に用語集になる。
  • 難解な漢字には初出の1回だけ読み仮名を付ける。
  • ⚡は覚える中身、⚠️は間違えやすい形。要点集にまとめて出る。
  • 各章の末尾に通過チェックがある。そこが言えれば次へ進んでよい。
本文で読む:この教材群の前提 ▶
✓ 通過チェック

第1章の通過チェック

  • 9つの教材の分担を、番号と一言で言える
  • 分ける基準が「引く場面」であることを説明できる
  • 02と10、03と04、04と08、07と08、09と10の境目を言える
  • 1つの作品に8つがどう関わるかを、順序つきで言える
  • 09だけが仮の版である理由を言える
本文で読む:この教材群の前提 ▶

導入 第2章 使う順序 — 4年間のどこで何を開くか

全部を同時に進めない。
⚡ 7

配分の理由

  • 1年は語学に時間を集める。ここで作った基礎が、4年間ずっと効く。
  • 2年で作品を実際に読む。同時に、書き方の作法を身につける。
  • 3年で枠組みを持つ。同じ作品を別の道具で読み直せるようになる。
  • 4年は書く年。新しく読むより、書くための作法に時間を使う。
本文で読む:学年ごとの重心 ▶
⚡ 8

やること

  • 01を通す。発音・文法・語彙。単語帳の章を毎日少しずつ。
  • 02をざっと1周する。流れの地図を頭に入れる。細部は覚えなくてよい。
  • 10で、授業に出た作品の章だけ開く。
  • 短編・詩・戯曲を原文で読む。長編は訳で。
本文で読む:1年次 ▶
⚡ 9

やること

  • 10を中心に据える。授業で出た作品を、章を開いてから読む。
  • 07を通す。引用・注・書誌の作法を、レポートを書く前に。
  • 01は語彙を続ける。文法は必要になったときに引く。
  • 03を、作品の年に合わせて引く。通読しなくてよい。
本文で読む:2年次 ▶
⚡ 10

この年の目標

  • レポートで、あらすじと解釈を混ぜない書き方ができるようになる(10・07の領域)。
  • 出典を正しく示せるようになる(07の領域)。
  • 指定された抜粋を原文で精読できるようになる。
本文で読む:2年次 ▶
⚡ 11

やること

  • 08を通す。理論の枠組みを一通り持つ。
  • 07の精読と詩法の章を、実際に手を動かして使う。
  • 04・05を、必要な範囲で引く。通読しない。
  • 卒論で扱う候補を、10から2〜3作絞る。
  • 本国の外を扱う可能性があるなら、09の第2章と該当地域の章を読む。
本文で読む:3年次 ▶
⚡ 12

この年の目標

  • 同じ作品を、2つ以上の枠組みで読めるようになる(08の領域)。
  • 先行研究を探して読めるようになる(07の領域)。
  • 卒論の領域を決める。ここで09を作るかどうかも決まる。
本文で読む:3年次 ▶
⚡ 13

やること

  • 07を手元に置く。構成・注・参考文献の形式を、書きながら確かめる。
  • 10の該当章の「解釈の分かれ目」から、自分の問いを立てる。
  • 03・04・05を、必要な部分だけ引く。
  • 08で、使う枠組みを1つに決める。
本文で読む:4年次 ▶
⚡ 14

1日1〜2時間で回すなら

  • 語彙 15分。毎日。1年次はここを切らさない。
  • 教材を読む 30分。その週の授業に対応する章。
  • 問題を解く 15分。前に読んだ章の復習として。
  • 原文を読む 30分。進度は気にしない。
本文で読む:毎日と毎週の配分 ▶
⚡ 15

週に1回やること

  • 正答率の低い分野を見る。そこが読み直す章にあたる。
  • その週に出た人物・作品を、横断索引で引く(第4章)。
  • 次の週に読む章を決めておく。
本文で読む:毎日と毎週の配分 ▶
⚡ 16

捨てる順序の原則

  • 通読は捨ててよい。引ければよい。
  • 記述と作法は捨てない。ここが薄いと、どれだけ読んでも書けない。
  • 語彙は毎日続ける。止めると戻すのに時間がかかる。
  • 通過チェックが言えない章は、飛ばさずに戻る。
本文で読む:進みが遅れたとき ▶
✓ 通過チェック

第2章の通過チェック

  • 学年ごとの中心と補助を言える
  • 1年次に開かなくてよい教材を2つ言える
  • 2年次の目標を3つ言える
  • 3年次に決めるべきことを2つ言える
  • 4年次にやらないほうがよいことを3つ言える
  • 通読するものと引くものを、それぞれ4つ言える
本文で読む:進みが遅れたとき ▶

実践 第3章 場面から引く — 授業・レポート・試験・卒論

この教材群で最も使う章である。
⚡ 17

順序

  • 1. 10でその作品の章を開く。なければ、02でその作家の位置を確かめる。
  • 2. あらすじと登場人物を先に読む。読む前の見取り図を作る。
  • 3. 「原文を読む」で難度を確かめる。訳で読むか原文で読むかを決める。
  • 4. 読む。記録を取りながら。
  • 5. 読み終えたら「解釈の分かれ目」に戻る。
本文で読む:場面1 — 授業で作品が指定された ▶
⚡ 18

背景が要ると分かったら

  • 年号が出てきた → 03の早見表から章を引く。
  • 絵画や音楽が出てきた → 05の早見表から章を引く。
  • 哲学者の名が出てきた → 04の該当章。
  • 本国の外の作家だった → 09の早見表から地域の章を引く。
  • どれも、必要な節だけ読む。
本文で読む:場面1 — 授業で作品が指定された ▶
⚡ 19

順序

  • 1. 10の「レポートの切り口」を見る。問いの例が5つ並んでいる。
  • 2. そこから1つ選び、自分の関心に合わせて作り変える。
  • 3. 08で枠組みを1つ決める。「引っかかりから枠組みを引く」表を使う。
  • 4. 07で、記述と分析の分け方を確かめる。
  • 5. 本文から根拠を集める。数えられる形にできると論証が固まる。
本文で読む:場面2 — レポートの主題が決まらない ▶
⚡ 20

何を見るか

  • 各サイトの要点集。⚡と⚠️と通過チェックが章の順に並んでいる。
  • 正答率の低い分野。そこが読み直す章にあたる。
  • 間違えた問題だけの復習。各サイトの問題演習にその機能がある。
本文で読む:場面3 — 試験が近い ▶
⚡ 21

手元に置くもの

  • 07。構成・引用・注・参考文献の形式。書きながら引く。
  • 10の該当章。解釈の分かれ目が、先行研究の見取り図になる。
  • 08で決めた枠組みの章。分析の手順が6段階で書いてある。
本文で読む:場面4 — 卒論の章を書いている ▶
⚡ 22

章ごとに引くもの

  • 序論 — 07の問いの立て方。
  • 背景の章 — 03・04・05から必要な部分だけ。通史を書かない。
  • 記述の章 — 07の精読。最も紙幅を使う。
  • 分析の章 — 08の該当する枠組み。
  • 注と文献 — 07の書誌の章。
本文で読む:場面4 — 卒論の章を書いている ▶
⚡ 23

順序

  • 1. 01で該当する文法項目を引く。早見表から。
  • 2. 語彙が足りないなら、01の単語帳の章。CEFR別に並んでいる。
  • 3. 詩なら07の詩法の章。音節と切れ目の数え方。
  • 4. 10の「原文を読む」で、その作品の難度と最初に読む場面を確かめる。
本文で読む:場面5 — 原文が読めない ▶
⚡ 24

どこにあるか分からないとき

  • このサイトの横断索引を引く(第4章)。
  • 470件が、どのサイトの何章に出るかまで書いてある。
  • 各サイトには全文検索もある。
本文で読む:場面6 — 用語の意味が分からない ▶
✓ 通過チェック

第3章の通過チェック

  • 授業で作品が指定されたときの5段階を言える
  • レポートの主題を決める順序と、やってはいけない順序を言える
  • 試験前に見るものを3つ言える
  • 卒論の章ごとに引くものを言える
  • 原文が読めないときの4段階を言える
  • 用語の種類ごとの引く場所を言える
本文で読む:場面6 — 用語の意味が分からない ▶

実践 第4章 横断索引の使い方 — 同じ対象を8方向から

同じ作家が、4つのサイトに出てくることがある。
⚡ 25

なぜ必要か

  • 日本語の表記は揺れる。ディドロを「ドゥニ」と書くか「ドニ」と書くか。
  • 同じ人を別のサイトで別に書くと、結べなくなる。
  • IDを共通にしておけば、表記が違っても同じ対象と分かる。
  • 実際に、この索引を作った時点で4件、09を足した時点でさらに3件の食い違いが見つかり、直した。
本文で読む:ID という仕組み ▶
⚡ 26

これが最も役に立つ場面

  • レポートで1人の作家を扱うとき、4つのサイトから材料が集まる。
  • それぞれ角度が違うので、足すと厚みが出る。
  • 同じことが4回書いてあるのではない。
本文で読む:複数のサイトに出る対象 ▶
⚡ 27

手順

  • 1. 早見表のページを開く。
  • 2. 調べたい名前で探す。種別ごとに分けて並べてある。
  • 3. 「サイト」「章」「節」の3列を見る。
  • 4. そのサイトのその章を開く。節の見出しまで書いてあるので、章の頭から探さなくてよい。
本文で読む:索引の引き方 ▶
⚡ 28

早見表のページを使わない引き方

  • 各サイトに全文検索がある。用語の一部を入れれば出る。
  • 各サイトに用語集のページがある。📘で定義した語が集まっている。
  • 横断索引は「どのサイトか分からないとき」に使う。
本文で読む:索引の引き方 ▶
⚡ 29

各サイトの `教材/索引.tsv` が本体にあたる

  • 本文で人物・作品・出来事に触れたら、その場で1行足す。
  • 列は6つ。ID、表記、種別、章、節、一行説明。
  • 同じIDが複数の章に出るなら、行を複数書く。
  • このサイトの早見表は、8つのファイルを集めて作ったものにあたる。
本文で読む:索引を維持する ▶
⚡ 30

『悪の華』を例に

  • 1. 索引で引く。02・07・10の3サイトに出る。
  • 2. 10で中身を掴む。部立てと、貫く運動。
  • 3. 02で位置を確かめる。象徴主義の起点としての扱い。
  • 4. 07で韻文の分析のしかたを確かめる。音節・脚韻・切れ目。
  • 5. 03で1857年を引く。第二帝政と裁判の制度。
  • 6. 05で同年の芸術を引く。写実主義の絵画。
  • 7. 08で枠組みを選ぶ。
本文で読む:索引から作品研究へ ▶
⚡ 31

この手順が使える理由

  • 索引が、どのサイトのどの節かまで示すから。
  • 各サイトが単独で完結しているので、そこだけ読めばよいから。
  • 横断索引は、8つを1つの資料体として使うための入口にあたる。
本文で読む:索引から作品研究へ ▶
✓ 通過チェック

第4章の通過チェック

  • 索引の種別6つと、おおよその件数を言える
  • 行数と固有の対象の数が違う理由を言える
  • IDの6つの接頭辞を言える
  • IDが必要な理由を説明できる
  • 複数のサイトに出る対象の例を3つ挙げ、それぞれ何が書いてあるかを言える
  • 索引の食い違いが起きる4つの形を言える
本文で読む:索引から作品研究へ ▶

案内 第5章 4つの教材の中身 — 01語学・02文学史・10作品・07方法

作品を読んで書くために、直接使う4つである。
⚡ 32

どう使うか

  • 1年次に2〜18を通す。
  • 19章は、原文で文学を読む直前に開く。単純過去を知らないと物語の地の文が読めない。
  • 21〜26は毎日少しずつ。通読するものではなく、回すもの。
  • 早見表は文法項目から章を引く形になっている。
本文で読む:01|フランス語 — 26章 ▶
⚡ 33

どう使うか

  • 1年次に通す。細部は覚えなくてよい。
  • 作家の名が出たら、その章を開いて位置を確かめる。
  • 早見表は年と作家から章を引く形になっている。
本文で読む:02|フランス文学史 — 16章 ▶
⚡ 34

各章の10の節

  • 作家の生涯と位置/作品の成り立ち/あらすじ/登場人物/主題とモチーフ/文体と形式/原文を読む解釈の分かれ目レポートの切り口/邦訳と参考文献。
  • 必要な節だけ開けばよい。
本文で読む:10|作品と作家 — 20章 ▶
⚡ 35

この教材の位置

  • どの立場を取るにしても必要な基礎にあたる。
  • 08の理論より先に読む。枠組みを選ぶ前に、記述の技術が要る。
  • 詩法の6章は、詩を扱うときだけ開けばよい。
本文で読む:07|文学研究の方法 — 20章 ▶
⚡ 36

1つの流れになっている

  • 01で読めるようにする。
  • 02で位置を知る。
  • 10で中身を知る。
  • 07で書けるようにする。
  • この4つで、レポートを1本書くところまで届く。
本文で読む:この4つの関係 ▶
✓ 通過チェック

第5章の通過チェック

  • 4つの教材の章数を言える
  • 01の26章の範囲を6つに分けて言える
  • 02と10の違いを説明できる
  • 10の各章にある10の節のうち、レポートで使う3つを言える
  • 07の20章の範囲を5つに分けて言える
  • 07と08の順序と、その理由を言える
本文で読む:この4つの関係 ▶

案内 第6章 5つの教材の中身 — 03歴史・04思想・05芸術・08理論・09語圏

これらは通読しない。引くために作ってある。
⚡ 37

引き方

  • 早見表に「作品の刊行年から政体を引く」表がある。『赤と黒』なら七月革命の年、『ボヴァリー夫人』なら第二帝政。
  • 作中の年と刊行年が違う作品は、両方の欄を見る。
  • 政体の名前が出てきたら、一覧表で年を確かめる。
本文で読む:03|フランス史 — 20章 ▶
⚡ 38

この教材の背骨

  • 「主体」の系譜である。デカルトの「考える私」から、19世紀の疑い、実存主義の自由、構造主義の解体まで。
  • 1つの問いが20章を貫いている。
  • どの章から読んでも、その位置が示してある。
本文で読む:04|思想・哲学 — 20章 ▶
⚡ 39

05の19章が使いどころ

  • 5つの接続の型——言及・描写・経験・制度・形式の並行。
  • 上ほど確かで、下ほど解釈が入る。
  • 「印象派的な文体」のような書き方は、根拠がなければ何も言っていない。
  • 作品に絵画や音楽が出てきたら、まずこの章を開く。
本文で読む:05|文化と芸術 — 20章 ▶
⚡ 40

各章の型

  • 枠組みの中身 → この枠組みで何が見えるか → 何が見えなくなるか → 分析の手順(6段階)→ 当ててみる。
  • 「何が見えなくなるか」を必ず書いてある。理論は正解ではなく道具にあたる。
  • 早見表は「引っかかりから枠組みを引く」形になっている。
本文で読む:08|文学理論・批評 — 20章 ▶
⚡ 41

引っかかりから引く例

  • 誰がどこから語っているか気になる → 物語論。
  • 説明のつかない反復や欠落がある → 精神分析批評。
  • 論理が自分で崩れている → 脱構築。
  • 誰が読者として想定されているか → 受容理論。
本文で読む:08|文学理論・批評 — 20章 ▶
⚡ 42

この教材だけ仮の版にあたる

  • 12章と短い。卒論の領域が決まったら、その地域を厚くする。
  • 第2章は必ず読む。全地域に共通する問いである。
  • あとは関心のある地域の章へ直行してよい。
本文で読む:09|フランス語圏 — 12章(仮の版) ▶
⚡ 43

卒論での使い方

  • 03・04・05は、必要な部分だけ引く。背景の章に通史を書かない。
  • 08は1つの枠組みに絞る。複数を混ぜると論が曖昧になる。
  • 例外は、扱う時代の章。そこは通して読む。
本文で読む:この5つの使い分け ▶
✓ 通過チェック

第6章の通過チェック

  • 5つの教材の章数を言える
  • 03の早見表の引き方を説明できる
  • 04の背骨になっている問いを言える
  • 05の19章の5つの型を言える
  • 08の各章の型を5段階で言える
  • 08で引っかかりから枠組みを引く例を4つ言える
  • 09が仮の版である理由と、10との分担を言える
本文で読む:この5つの使い分け ▶

実践 第7章 つまずいたときの導線 — 症状から章へ

症状から、開く章へ直行する。
⚡ 44

最も多いのは3番目

  • 単純過去は会話で使わないので、初級の教材に出てこない。
  • だが文学の地の文はこの時制で書かれている。
  • 01の19章を読むだけで、読めるようになる作品がある。
本文で読む:原文が読めない ▶
⚡ 45

論の最小単位

  • 本文のどこ(引用または箇所の指示)。
  • そこで何が起きているか(形式・語り・語彙の観察)。
  • だから何が言えるか(主張)。
  • この3つが揃って1つの段落になる(10・07の領域)。
本文で読む:レポートが書けない ▶
⚡ 46

順に試す

  • 1. 10の「解釈の分かれ目」を見る。読みが割れてきた点が並んでいる。割れているということは、論じる余地があるということ。
  • 2. 10の「レポートの切り口」を見る。問いの例が5つある。
  • 3. 08の早見表で、自分の引っかかりから枠組みを引く。
  • 4. 07の2章で、テーマを問いの形に変える。
本文で読む:何を論じればいいか分からない ▶
⚡ 47

授業の前にやると効く1つのこと

  • その週に扱う作品の章を、10で開いておく。
  • あらすじと登場人物だけでよい。5分で読める。
  • これだけで、授業中に聞き取れる量が変わる。
本文で読む:授業についていけない ▶
⚡ 48

3つの手

  • 1. このサイトの横断索引で、その語を引く。9サイトのどこに出るかが分かる。
  • 2. 各サイトの全文検索を使う。用語の一部で出る。
  • 3. 各サイトの用語集を見る。📘で定義した語が集まっている。
本文で読む:それでも分からないとき ▶
⚡ 49

発表で効く1つのこと

  • 本文の引用を1つ決めて、そこから始める。
  • 要約から入ると、聞く側に何が論点か伝わらない。
  • これはレポートの構成と同じ原則にあたる(07の領域)。
本文で読む:発表がある ▶
⚡ 50

07の20章に書いてある

  • 研究倫理の一部として扱う。
  • 大学と指導教員の方針が最優先にあたる。
  • 使ってよい範囲は、学科と授業によって違う。必ず確かめる。
  • 出典のない記述をそのまま使わない。確かめられない情報は書かない。
本文で読む:生成AIをどう扱うか ▶
✓ 通過チェック

第7章の通過チェック

  • 原文が読めない5つの症状と、それぞれ開く章を言える
  • 単純過去を知らないことがなぜ多い原因なのかを説明できる
  • 論の最小単位の3要素を言える
  • 調べ物で止まったときの引き先を5つ言える
  • 論じる余地を「解釈の分かれ目」から見つける理由を言える
  • 卒論で最も多いつまずきと、その直し方を言える
本文で読む:生成AIをどう扱うか ▶

案内 第8章 これからの足し方 — 09を厚くする順序と索引の維持

この9つは、完成品ではなく土台である。
⚡ 51

この規模で何ができるか

  • 授業で出る作品と作家は、ほぼ引ける。
  • レポートを書くのに必要な作法は揃っている。
  • 卒論の枠組みも選べる。
  • 本国の外の文学にも入口がある。
  • 足りないのは、自分が実際に読んだ作品の記録にあたる。
本文で読む:現在の規模 ▶
⚡ 52

なぜ12章の仮の版なのか

  • アフリカ・カリブ海・ケベック・ベルギー・スイスと範囲が広い。
  • どこを厚く書くかが、卒論の領域で変わる。
  • 先に全部を書くと、使わない部分が大半になる。
  • したがって、地域ごとの入口と共通する問いだけを先に作ってある。
本文で読む:09 — いつ厚くするか ▶
⚡ 53

厚くする条件

  • 卒論で扱う領域が決まったとき。
  • あるいは、授業でその領域が中心に来たとき。
  • そのときに、その地域の章だけを厚くする。
本文で読む:09 — いつ厚くするか ▶
⚡ 54

厚くするときにやること

  • その地域の章を、作家ごとの節に分ける。10の章の型を使う。
  • 作品ごとに、あらすじ・主題・文体・解釈の分かれ目を書く。
  • その地域の年表を詳しくする。
  • 索引に、扱った人物と作品を1行ずつ足す。
本文で読む:09 — いつ厚くするか ▶
⚡ 55

原則

  • 本文を書いた場で1行足す。後からまとめて作らない。
  • 列は6つ。ID、表記、種別、章、節、一行説明。
  • 同じ対象が別のサイトにあるなら、IDを合わせる。
本文で読む:索引を維持する ▶
⚡ 56

点検のしかた

  • 8つのファイルを集めて、同じ表記に別のIDが付いていないかを見る。
  • 同じIDに別の表記が付いていないかを見る。
  • 機械的に見つかる。実際に4件の食い違いが出て、直した。
本文で読む:索引を維持する ▶
⚡ 57

10に作品を足すのがいちばん効く

  • 20作品の型がすでにある。10の節をなぞればよい。
  • 1作品あたりの作業は、通読を除けば大きくない。
  • 授業で読んだ作品を足していくと、卒論の候補が自然に増える。
本文で読む:何を足していくか ▶
⚡ 58

正答率が教えてくれること

  • 各サイトの問題演習に、分野別の成績が出る。
  • 正答率の低い分野が、そのまま読み直す章にあたる。
  • 同じ分野を何度も間違えるなら、本文の説明が足りていない。そこに書き足す。
本文で読む:使いながら直す ▶
⚡ 59

読了記録が教えてくれること

  • 各サイトに読み進みの記録がある。
  • 半年開いていない章は、忘れている。
  • 試験前にそこから見る。
本文で読む:使いながら直す ▶
⚡ 60

この教材群がしているのは1つのこと

  • どこを開けばよいかを、迷わずに決められるようにすること。
  • 調べる時間を減らして、読む時間と書く時間に回すこと。
  • それ以上のことはしていない。
本文で読む:この教材群の限界 ▶
⚡ 61

明日から使うなら

  • 授業で作品が出たら、10のその章を開く。
  • 年号が出たら、03の早見表。
  • 絵や音楽が出たら、05の早見表。
  • レポートを書くなら、07を手元に。
  • 本国の外の作家が出たら、09の早見表。
  • どこにあるか分からないものは、このサイトの横断索引。
本文で読む:この教材を終えて ▶
✓ 通過チェック

第8章の通過チェック

  • 現在の規模を、章数と索引の行数で言える
  • 09が仮の版である理由を3つ言える
  • 索引を維持する原則と、点検のしかたを言える
  • 節の見出しを変えたときに何を直すかを言える
  • 足すもの4つと、足さなくてよいもの3つを言える
  • この教材群がしていることを1文で言える
本文で読む:この教材群の限界 ▶

📗 一通り目を通したら、一問一答で言えるかどうか確かめましょう。

一問一答で総ざらいする ▶