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CHAPTER 3 実践 読む目安 約5分 / ⚡暗記ボックス 8

実践|第3章 場面から引く — 授業・レポート・試験・卒論

この章の狙い

要点: この教材群で最も使う章である。

授業で作品が指定された。レポートの主題が決まらない。試験が近い。卒論の章を書いている。それぞれの場面で、どのサイトの何章を開くかを並べる。

場面から開く章へ 授業で作品が出た まず 10 の該当章 あらすじと人物を先に 読む前の見取り図 背景が要れば 03・04・05 の早見表 主題が決まらない 10 の解釈の分かれ目 08 で枠組みを一つ 引っかかりから引く 07 で記述と分析を 分けて書く 試験が近い 各サイトの要点集 正答率の低い分野 が読み直す章 間違えた問題だけ を繰り返す 卒論を書いている 07 を手元に置く 記述の章に最も 紙幅を使う 背景は必要な分だけ 通史を書かない どの場面でも、開くのは章の全部ではなく必要な節だけでよい
場面から章へ

▲ この章の内容へ

場面1 — 授業で作品が指定された

⊳ この節の問題を解く(2問・1枚)

順序

  • 1. 10でその作品の章を開く。なければ、02でその作家の位置を確かめる。
  • 2. あらすじと登場人物を先に読む。読む前の見取り図を作る。
  • 3. 「原文を読む」で難度を確かめる。訳で読むか原文で読むかを決める。
  • 4. 読む。記録を取りながら。
  • 5. 読み終えたら「解釈の分かれ目」に戻る。

背景が要ると分かったら

  • 年号が出てきた → 03の早見表から章を引く。
  • 絵画や音楽が出てきた → 05の早見表から章を引く。
  • 哲学者の名が出てきた → 04の該当章。
  • 本国の外の作家だった → 09の早見表から地域の章を引く。
  • どれも、必要な節だけ読む。

▲ この章の内容へ

場面2 — レポートの主題が決まらない

⊳ この節の問題を解く(2問・1枚)

順序

  • 1. 10の「レポートの切り口」を見る。問いの例が5つ並んでいる。
  • 2. そこから1つ選び、自分の関心に合わせて作り変える。
  • 3. 08で枠組みを1つ決める。「引っかかりから枠組みを引く」表を使う。
  • 4. 07で、記述と分析の分け方を確かめる。
  • 5. 本文から根拠を集める。数えられる形にできると論証が固まる。

⚠️ やってはいけない順序

  • 枠組みを先に決めて、それに合う作品を探す。
  • 主題を「この作品の魅力」にする。論にならない(10・07の領域)。
  • 背景の調査から始める。本文の記述から始める。

▲ この章の内容へ

場面3 — 試験が近い

⊳ この節の問題を解く(1問・1枚)

何を見るか

  • 各サイトの要点集。⚡と⚠️と通過チェックが章の順に並んでいる。
  • 正答率の低い分野。そこが読み直す章にあたる。
  • 間違えた問題だけの復習。各サイトの問題演習にその機能がある。
試験の種類 開くもの
語学 01の要点集と単語帳の章
文学史 02の要点集と早見表
作品の講読 10の該当章の通過チェック
文化・表象 05の要点集と早見表
思想・哲学 04の要点集

⚠️ 試験前に新しい章を読まない

  • 一度読んだ章の要点集を回すほうが定着する。
  • 問題を解いて、間違えたところだけ本文に戻る。
  • 通過チェックが言えるかどうかで判定する。

▲ この章の内容へ

場面4 — 卒論の章を書いている

⊳ この節の問題を解く(1問・1枚)

手元に置くもの

  • 07。構成・引用・注・参考文献の形式。書きながら引く。
  • 10の該当章。解釈の分かれ目が、先行研究の見取り図になる。
  • 08で決めた枠組みの章。分析の手順が6段階で書いてある。

章ごとに引くもの

  • 序論 — 07の問いの立て方。
  • 背景の章 — 03・04・05から必要な部分だけ。通史を書かない。
  • 記述の章 — 07の精読。最も紙幅を使う。
  • 分析の章 — 08の該当する枠組み。
  • 注と文献 — 07の書誌の章。

⚠️ 背景の章を膨らませない

  • 03・04・05は、必要な部分だけ引く。
  • 通史の要約は、審査する側がすでに知っている。
  • 背景は、そこから何が言えるかまで書いて初めて意味を持つ。

▲ この章の内容へ

場面5 — 原文が読めない

⊳ この節の問題を解く(1問・1枚)

順序

  • 1. 01で該当する文法項目を引く。早見表から。
  • 2. 語彙が足りないなら、01の単語帳の章。CEFR別に並んでいる。
  • 3. 詩なら07の詩法の章。音節と切れ目の数え方。
  • 4. 10の「原文を読む」で、その作品の難度と最初に読む場面を確かめる。

⚠️ 難度の順序は時代順ではない

  • 20世紀の平易な小説のほうが、19世紀の長編より先に読める(10の領域)。
  • 戯曲は台詞が中心で、地の文がない。初級を終えた段階で読める。
  • 詩は短いが、難度は高い。

▲ この章の内容へ

場面6 — 用語の意味が分からない

⊳ この節の問題を解く(1問)

用語の種類 引く場所
文法用語 01の用語集
文学史の用語 02の用語集
批評と理論の用語 08の用語集
研究の作法の用語 07の用語集
様式の名前 05の早見表
地域と運動の名前 09の早見表
政体と制度の名前 03の早見表

どこにあるか分からないとき

  • このサイトの横断索引を引く(第4章)。
  • 470件が、どのサイトの何章に出るかまで書いてある。
  • 各サイトには全文検索もある。

⚠️ この章で混同しやすい形

  • レポートで、背景の調査から始める。本文の記述から始める。
  • 試験前に新しい章を読む。一度読んだ章の要点集を回す。
  • 卒論の背景の章に通史を書く。必要な部分だけ引く。
  • 原文の難度を時代順と考える。20世紀の平易な作品のほうが先に読める。

第3章の通過チェック

  • 授業で作品が指定されたときの5段階を言える
  • レポートの主題を決める順序と、やってはいけない順序を言える
  • 試験前に見るものを3つ言える
  • 卒論の章ごとに引くものを言える
  • 原文が読めないときの4段階を言える
  • 用語の種類ごとの引く場所を言える

▲ この章の内容へ

次章へ

次章は横断索引の使い方である。

同じ作家が、4つのサイトに出てくることがある。ラシーヌもカミュもそうである。それぞれ違うことが書いてある。——どこに何が書いてあるかを1か所で引くのが、この教材群の470件の横断索引にあたる。

読了の記録はこの端末の中だけに残ります。

📗 読み終えたら、この章の問題で理解を確かめましょう。

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