案内|第8章 これからの足し方 — 09を厚くする順序と索引の維持
この章の狙い
要点: この9つは、完成品ではなく土台である。
09をいつ厚くするか。索引をどう維持するか。そして使いながら何を足していくか。
現在の規模
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 教材 | 9サイト(+この全体地図) |
| 章 | 182章 |
| 本文 | 約74万字 |
| 4択 | 1,734問 |
| 一問一答 | 1,249枚 |
| 横断索引 | 539行・460件 |
⚡ この規模で何ができるか
- 授業で出る作品と作家は、ほぼ引ける。
- レポートを書くのに必要な作法は揃っている。
- 卒論の枠組みも選べる。
- 本国の外の文学にも入口がある。
- 足りないのは、自分が実際に読んだ作品の記録にあたる。
09 — いつ厚くするか
⚡ なぜ12章の仮の版なのか
- アフリカ・カリブ海・ケベック・ベルギー・スイスと範囲が広い。
- どこを厚く書くかが、卒論の領域で変わる。
- 先に全部を書くと、使わない部分が大半になる。
- したがって、地域ごとの入口と共通する問いだけを先に作ってある。
⚡ 厚くする条件
- 卒論で扱う領域が決まったとき。
- あるいは、授業でその領域が中心に来たとき。
- そのときに、その地域の章だけを厚くする。
⚡ 厚くするときにやること
- その地域の章を、作家ごとの節に分ける。10の章の型を使う。
- 作品ごとに、あらすじ・主題・文体・解釈の分かれ目を書く。
- その地域の年表を詳しくする。
- 索引に、扱った人物と作品を1行ずつ足す。
⚠️ すでにあるもの
- ポストコロニアル批評は08の14章にある。
- 植民地帝国の歴史は03の15章にある。
- 枠組みと背景は持っているので、対象を足すことになる。
索引を維持する
⚡ 原則
- 本文を書いた場で1行足す。後からまとめて作らない。
- 列は6つ。ID、表記、種別、章、節、一行説明。
- 同じ対象が別のサイトにあるなら、IDを合わせる。
⚡ 点検のしかた
- 8つのファイルを集めて、同じ表記に別のIDが付いていないかを見る。
- 同じIDに別の表記が付いていないかを見る。
- 機械的に見つかる。実際に4件の食い違いが出て、直した。
⚠️ 節の見出しを変えたら索引も直す
- 索引の「節」の列は、本文の見出しの文言と一致していなければならない。
- 見出しを書き換えたときに、ここが取り残されやすい。
何を足していくか
| 足すもの | いつ |
|---|---|
| 読んだ作品 | 10に章を足す。授業で出た作品から |
| 手薄な章の問題 | 正答率の低い分野から |
| 卒論の領域の資料 | 3年次以降 |
| 09の該当地域 | 領域が決まってから |
⚡ 10に作品を足すのがいちばん効く
- 20作品の型がすでにある。10の節をなぞればよい。
- 1作品あたりの作業は、通読を除けば大きくない。
- 授業で読んだ作品を足していくと、卒論の候補が自然に増える。
⚠️ 足さなくてよいもの
- 通史の細部。引ければよい。
- 専門的な様式論と理論の内部の議論。必要になったら原典を読む。
- 会話と作文の練習。この教材群は読解に振ってある。
使いながら直す
⚡ 正答率が教えてくれること
- 各サイトの問題演習に、分野別の成績が出る。
- 正答率の低い分野が、そのまま読み直す章にあたる。
- 同じ分野を何度も間違えるなら、本文の説明が足りていない。そこに書き足す。
⚡ 読了記録が教えてくれること
- 各サイトに読み進みの記録がある。
- 半年開いていない章は、忘れている。
- 試験前にそこから見る。
⚠️ 記録は端末に残る
- 公開したURLを変えると、それまでの読了と成績が引き継がれない。
- したがって、公開先のURLは変えない。
この教材群の限界
⚠️ 書いてあるとおりに読まなくてよい
- この教材群は、授業と原典の代わりにはならない。
- 作品は自分で読む。あらすじは見取り図であって、作品ではない。
- 理論は原典で確かめる。要約は入口にあたる。
- 指導教員の指示が、この教材の記述と食い違うなら、指示に従う。
⚡ この教材群がしているのは1つのこと
- どこを開けばよいかを、迷わずに決められるようにすること。
- 調べる時間を減らして、読む時間と書く時間に回すこと。
- それ以上のことはしていない。
⚠️ この章で混同しやすい形
- 09を先に作る。領域が決まってから作る。
- 索引を後からまとめて作る。本文を書いた場で足す。
- 通史の細部を足す。引ければよい。
- この教材群を原典の代わりにする。作品は自分で読む。
⚡ 第8章の通過チェック
- 現在の規模を、章数と索引の行数で言える
- 09が仮の版である理由を3つ言える
- 索引を維持する原則と、点検のしかたを言える
- 節の見出しを変えたときに何を直すかを言える
- 足すもの4つと、足さなくてよいもの3つを言える
- この教材群がしていることを1文で言える
この教材を終えて
9つの教材と、539行の索引。ここから先は、実際に使う段階にあたる。
⚡ 明日から使うなら
- 授業で作品が出たら、10のその章を開く。
- 年号が出たら、03の早見表。
- 絵や音楽が出たら、05の早見表。
- レポートを書くなら、07を手元に。
- 本国の外の作家が出たら、09の早見表。
- どこにあるか分からないものは、このサイトの横断索引。
この6つだけ覚えておけば足りる。残りは、必要になったときにこの地図へ戻ればよい。